約 5,008,044 件
https://w.atwiki.jp/earthruinfes/pages/281.html
ニコニコ動画/ストリートファイター 2011-09-01 魔訶不思議ストリートファイター! ストリートファイえもんのうた もしもゲームのダメージが実際に伝わってきたらどうなるか実況してみた ストリートファイターⅣ MOD集 ストリートファイターⅣ ドラえもんvsコロ助 ストリートファイターⅣの改造が凄いことになっている件 うぅわうぅわ時間 (けいおん!+ストⅡ) 弱Kボタンのみで難易度最高のスト2に挑戦してみる1 http //www.nicovideo.jp/watch/sm711195 待ちガイル VS 待ちガイル(※大将戦) http //www.nicovideo.jp/watch/sm509632 スーファミのスーパーストⅡを改造してプレイ。 リュウ編 http //www.nicovideo.jp/watch/sm560647 スーファミのスーパーストⅡを改造してプレイ。 ガイル編 http //www.nicovideo.jp/watch/sm597700 スーファミのスーパーストⅡを改造してプレイ。 E・本田編 http //www.nicovideo.jp/watch/sm653357 スーファミのスーパーストⅡを改造してプレイ。 ザンギエフ編 http //www.nicovideo.jp/watch/sm786520 ◇◆『ニコニコ動画』へ
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/110.html
本項ではアーケードゲーム『ストリートファイター』と、PCエンジン移植版の『ファイティング・ストリート』について記述する。判定はどちらも「なし」。 ストリートファイター 概要 キャラクター システム 評価点 問題点 文字通りの「必殺」技 総評 その後の展開 余談 ファイティング・ストリート 概要(PCE) 特徴(PCE) 評価点(PCE) 問題点(PCE) 総評(PCE) 余談(PCE) その他の移植 ストリートファイター 【すとりーとふぁいたー】 ジャンル 格闘アクション 対応機種 アーケード 開発元 カプコン第二開発室 発売・開発元 カプコン 稼動開始日 1987年8月30日 判定 なし ポイント 伝説的シリーズの記念すべき第一作目は実はマイナーだった文字通りの「必殺」技海外では乱入対戦によって人気を博した ストリートファイターシリーズリンク 概要 後に対戦格闘ゲームの一大ブームを巻き起こした現在も続く超人気シリーズ『ストリートファイター』の第1作目。 キャラクターが選択できない、投げが出来ないなど後のシリーズとシステムが大きく異なり、『イー・アル・カンフー』のような純然たる面クリア型アクションの趣が強い作風となっているが、1vs1の対人格闘というゲーム性の基礎は本作で既に掲示されている。 キャラクター + ... プレイヤーキャラクター 隆(リュウ) 1P側のキャラクター。必殺技は「波動拳」「昇竜拳」「竜巻旋風脚」。赤髪黒眉毛。本作のみ赤色の靴を履いている。 拳(ケン) 2P側のキャラクター。性能は隆と同じ。金髪黒眉毛で裸足。 敵キャラクター(いずれもCPU専用) 日本 烈(レツ) 剃髪していて、僧のような風貌をしている。かつては少林寺拳法の師範だったが、私闘を繰り返したために破門にされた破戒僧。飛び蹴りが得意。 激(ゲキ) 忍者。忍術の強さを証明するために戦う。鉄の爪を片手にはめている。手裏剣攻撃と微塵隠れの術(テレポート)が得意技。 アメリカ ジョー 裏マーシャルアーツ界のチャンプである白人ファイター。ローリングソバットが得意技。 マイク 元ボクサーの黒人。試合中に対戦相手を殺害したため、ボクシング界から追放された。得意技のボディーブローはすさまじい威力を誇る。 中国 李(リー) 中国拳法家。真の格闘家と認めた人物としか戦わない。動きが素早く、ダッシュから繰り出す正拳突きが強力。 元(ゲン) 殺し屋。逆立ちして繰り出す蹴りなど独自の暗殺拳を使う。 イギリス バーディ(*1) パンクファッションの大男。酒場の用心棒をしている。ヘッドバットが得意技。本作では「投げ」の概念がないのでまだ腕にチェーンを巻いていない。 イーグル 成金貴族の用心棒をしており、2本の棍棒を武器とする。スピンアタック(後のマンチェスターブラック)が得意技。 タイ アドン タイ代表のムエタイ使いで、サガットの一番弟子。得意技は宙返りからのカカト落とし(後のジャガーキック)。 サガット ラスボス。タイ代表のムエタイ使いで、隻眼で長身のムエタイチャンピオン。得意技のタイガーアタック(後のタイガーショット)は波動拳を上回る威力を誇る。 システム パンチングゲームと融合したような体感ゲーム。 アップライト筐体として世に出た第1作目は攻撃ボタンに圧力センサーが内蔵されており、パンチとキックそれぞれのボタンを押した時の強さによって攻撃の威力が変化する。 正確にはボタンは押すというよりもコブシを握り締めて叩くという表現が適切で、ゲーム説明のイラストでもそのように表現されている。 クセのある攻撃モーション。 攻撃ボタンを押せば瞬時に攻撃するのではなく、動きがワンテンポ遅い(*2)。この仕様では細かな読み合いなど出来るはずもなく、概ね大味なゲーム性となった主原因である。 後にテーブル筐体も出回り、体感ゲーム機としての印象は抑えられた。攻撃は2ボタンから、パンチ・キックそれぞれに弱・中・強を割り当てた6ボタンになっている(*3)。なお、圧力センサー版の仕様を引き継いだためか、攻撃はボタンを押して離した瞬間に入力が成立するようになっているため、「押したままでは攻撃が出ない」ことに注意。後作のコマンド入力判定はこの名残か。 体力ゲージを0にすると、生き残った側がラウンドを得る。一度では勝利(ステージクリア)にはならず、規定のラウンドを先取することで勝敗を決する。 本作は2ラウンド先取制で固定(1試合につき3ラウンドまで)。引き分け時の両者ラウンド取得はないが、3ラウンド目で引き分けた場合はすでに1ラウンドを取得していた方が勝利・取得ラウンド数が同じの場合は両者ゲームオーバー(CPU戦はCPUの勝利扱い)。 本作のみ、体力ゲージはプレイヤー・対戦相手ともに画面上部の中央に表示され、どちらも右から左に向かって減っていく。 相手の攻撃はレバーを後ろ側に入れるとガードし、受けるダメージを無効化または軽減する事ができる。 本作の魅力と特徴の一つである必殺技。 一定のコマンド入力。特定の手順でレバーを入力した後、攻撃ボタンを押す事で必殺技が発動する。 1Pは隆、2Pは拳で固定され、それ以外のキャラクターはCPU専用。 隆と拳は胴着の色や髪、表情や靴の有無が異なるが、性能はまったく同じ。また、キャラクター別にストーリーが用意されている訳でも無い。 拳で1人プレイをする場合は必ず対戦して勝たなければならない。また、ボーナスステージの「瓦割り」と「ブロック割り」は両者ともキャラクターの色が違うのみの同じグラフィックである。 評価点 対戦格闘ゲームとしての根幹が既に出来上がっている。 弱中強のパンチ・キックの6ボタンというシリーズ共通の攻撃システムから、2ポイント先取の体力制・ガードや必殺技の概念といった対戦格闘ゲーム全般に通ずる基本システムまで、本作品の時点で既に搭載されている。入力システム等に難はあるものの(後述)、現在まで大きく形を変えることなく多くのシステムが継承され続けているという点では評価に値すると言えよう。 問題点 分厚いゴム製ボタンでのプレイでは、プレイに熱が入りがちなこともあって叩いた衝撃が手に伝わりやすく、ゲームプレイ後も痛くなるほど。 ボタンのあまりの頑丈さに外国人仕様などと巷では囁かれた。ちなみに筐体はアタリゲームズが担当。 1Pは常に左側。アップライト筐体のコイン投入口は2つ存在し右左どちらのコントローラーを使っても構わないが、1人プレイ時は必ず左配置となる。 そのため右配置でプレイする場合はわざわざ対戦プレイする必要があり、お金も2倍取られる。 対戦プレイ(特にアップライト筐体)は入力のし易い左側でのプレイが有利とされ、勝敗を左右する要因にもなっている。 文字通りの「必殺」技 想像を絶するほどの判定のシビアさ いざ繰り出すことができれば文字通り「必殺」と呼ぶに相応しいほど高い威力を誇り、ヒットすると全体力の4割以上を減らす(*4)。その威力に合わせた入力判定の厳しさに納得が出来る。 テーブル筐体版の昇竜拳に至っては全身無敵になる。昇龍拳が無敵になるシリーズ作は多いが、本作は昇竜拳後の着地まで無敵(*5)。しかも初段が下段。 対してCPU側のそれも非常に脅威である。弱攻撃並のスピードでこちらの強攻撃を上回る威力を誇り、サガットの飛び道具「タイガーアタック」(後のタイガーショット)に至っては全体力の8分の5も減らす。CPUであるため入力ミスなどあるはずも無い。 必殺技を容易に出せるまでは尋常ならぬ難易度を誇るが、逆に思い通りに必殺技が出せるようになると途端に難易度が激減する。とはいえ、コマンドを1回入力しただけでは出ない事が多く、繰り返し入力して運頼みのケースも多い。 しかし、サガットの膝蹴りで3割強減ることもあれば6割強減ることもあったり、昇竜拳と竜巻旋風脚に至っては1回で3ヒットし相手を即KOさせるといったこともある。これは攻撃判定の消費・切り替わりという概念がなく、喰らい判定が触れている間ヒット処理が繰り返されるため、本来1ヒットのはずが2回以上ヒットしてしまう事が原因であると思われる。 なお、その後の調べで、ソフトマンがいい加減だった為こういう事になっていたと発覚した。 総評 『ストリートファイター』シリーズ記念すべき1作目だが、流石にそのゲームバランスは大味の一言で、お世辞にも誉められたものでは無い。 だが、この時点で既に対戦格闘ゲームとしての下地がある程度備わっている事に着目したい。これに『ファイナルファイト』のキャラクター選択や基盤となった要素を導入し、より操作性などを重視した改良を施す事で『ストリートファイターII』が出来上がるのだ。 「特定のレバー操作直後にボタンを押すことで必殺技が出る」という要素は本作によって誕生し、結果、全ての格闘ゲームは今もなお本作の影響下にあると言っても過言ではない。また、1レバー6ボタンというのは当初こそ本作のための特殊なコントロールパネルにすぎなかったが、後にストIIの大ヒットにより業界の標準となった。 ゲーム史の中で対戦格闘ゲームというジャンルの誕生とそれに伴う一大ムーブメントの源流として、大きな意義ある作品である。 その後の展開 本作の後、カプコンUSAから続編の要望を受けて1989年にベルトスクロールアクション『ファイナルファイト』が登場することになる。 当初の仮題は『ストリートファイター 89』であったが、ゲーム性が異なることからネーミングで非難を受け、その後タイトルが『ファイナルファイト』に変更された。 また、1990年には同じく本作をタイトルに冠したアクションゲーム『2010 ストリートファイター』も登場した。北米版は本作で優勝した数十年後のケンが主役だが、国内版は無関係なSF作品となっている。 その後、1991年に「対戦型格闘ゲーム」としての続編であり世界的大ヒット作となった『ストリートファイターII』が登場し、同作は格闘ゲームジャンルを代表する作品となった。 なお、『I』を企画した西山隆志はカプコンを離れており『II』の制作者ではないのだが、その西山はSNKに移籍して『餓狼伝説』と『龍虎の拳』を手がけており、90年代の格闘ゲームの二大巨頭であったカプコン・SNKともに西山が大きく関わった事になる。 『餓狼伝説』の主人公であるテリー・ボガードは本作『I』のタイトル画面に登場し壁を破壊していた「謎の男」を原型としているとのこと。 さらに西山はその後、旧SNK倒産の折にスタッフを率いてゲーム製作会社のディンプスを立ち上げたが、ディンプスは後に『ストリートファイターIV』の開発に関わる。 2022年『ストリートファイター』シリーズ35周年を記念して、これまでの商品ではおまけ的な扱いだった今作の音楽がはじめて単独のサウンドトラックとして発売された。 余談 リュウ(隆)の髪が赤いのは「己を鼓舞するために赤く染めていた」との事。(ソースは『ストリートファイターII』が出た当時にカプコンが出していた情報誌より) リュウ(隆)の靴は後のシリーズでは脱いでから戦うようになったのだが、元から裸足であると思われてしまい「靴を買う金もないほど貧乏である」と誤解された。 後の作品でも彼の貧乏ネタが拾われることがあるが、実際にはそれなりの金は持っているらしい。『ストリートファイター6』では、「大会賞金などをケン(拳)が代わりに受け取ってくれて、ケンが作ってくれたブラックカードの中に食うに困らないだけの金がある」ことが明かされ、貧乏ネタには決着がついた。(ファミ通で行われた、ストリートファイターシリーズ特集の際に掲載された「リュウとガイルの対談」によると、家も持っているとのこと)。 激は、詳細な時期は不明だが、『ストリートファイターV』の時点では戦いに敗れ故人となっていることが公式ブログで明らかにされた。ただし世襲制ということで二代目「激」の存在も発表されている。 マイクは後のシリーズの登場人物「M.バイソン」と名前や姿が似ており、公式でも同一人物扱いされていたり違っていたりとブレていたが、現在は別人と明確に設定された。 李は本作以外には参戦していないが、『ストリートファイターIII』以降に参戦しているユンとヤンの親戚であり、彼らの主力技「雷撃蹴」の生みの親ということになっている。またユンの必殺技である「絶招歩法」に似た前進突撃突きを使う。 『II』以降登場の中国人キャラクターである春麗には「大人(ターレン)」の尊称で呼ばれている。 サガットには次作以降では胸に大きな傷がついているが、これは本作のラストバトルでリュウから受けた昇竜拳によるものである。その為、本作では胸に傷がない。 本作初出の敵キャラクターの内、サガットは『II』に続投してシリーズの代表キャラクターになり、アドンとバーディーは『ZERO』で、元は『ZERO2』でプレイヤーキャラクターとして復活。イーグルも『CAPCOM VS. SNK 2 MILLIONAIRE FIGHTING 2001』にプレイヤーキャラクターとして参戦し、携帯版『ZERO3』で本編復帰を果たす。 また、未参戦キャラクターでも烈は『II』のドラマCDに、激はアメリカンコミックに登場(*6)、李は漫画『さくらがんばる!』に登場しているほか『ストIII』に関連キャラクターが登場しているなど、わずかではあるがキャラクターそのものが出演したり、設定上で後のキャラクターと関連性があったりと、忘れられずに使われていた。近年まで完全に忘れられていたキャラクターもいるが。 なお上記の烈は『CAPCOM FIGHTING Jam』の初期段階において、ドットを新規に作製して初代枠代表として参戦する予定があったが、残念ながら初代枠そのものが白紙になり叶わなかった。なお立ち状態のドット絵のみ公開されているが、後の作品に参戦した他キャラクター達は個性を強く付け足した者が多い中、烈は筋肉が盛り上がってるくらいで見た目はほぼそのままである。 『IV』シリーズ公式ブログにおいて「バイソンとおそらく同一人物である」と言われていたマイクは『V』の公式ホームページの「キャラ図鑑」で明瞭に別人と設定され、もはや忘れ去られた存在になっていたジョーもその後の動向が語られている。 パンチボタンがかなり重く外国人向けなどと言われていたが、実際北米では日本以上のヒットを記録した。日本では知らない人同士の対戦などほぼありえなかったが、アメリカでは気軽に知らない人に乱入して対戦するということがよくあったという。 設置店では学生らには人気だったこともあり、大会が開かれた事があるが、多くの店舗にて失敗談として「大会前に圧力ボタンを新調したらクレームになった」と語られたそう。 よって、2回目以降は「程よく使い込まれた状態で開催」「日頃から1P2Pでローテーション」「大会では1P2Pを交互に入れ替わる」等工夫される様になっていった。(*7) なお、スコアではなく「ゲームを介しての互いに対戦」での大会はおそらく今作が最初だと思われる。(*8) 大会内容も先述の文字通りの必殺技の項目もある様に「技が出た方が勝ち」に近い内容が多かった。 圧力センサー版筐体が高価なこともあり、汎用のテーブル筐体でもプレイ可能にするために「弱/中/強のパンチとキックを全部別々のボタンに振り分けた6ボタンコンパネ」バージョンも販売された。 当時としては普通ボタンは多くて3つ程度だったのと比べてぶっちぎりのボタン数であるが、これも『ストII』でそのまま採用されてからは家庭用ゲーム機のコントローラーの仕様までこれに合わせて変更されるほどのブームにつながっていった。 『ストII』発売当初は、この『ストI』版のコンパネで稼働しているテーブル筐体もよく見受けられた。 海外版では必殺技の名称がそれぞれ次のようになっている 波動拳→「Psycho Fire」、昇竜拳→「Dragon Punch」、竜巻旋風脚→「Hurricane Kick」ゲーム中のボイスもこの名称で発音される。AC版では日本と名称が共通になったのは『ストII』からだが、後述するPCエンジン版では海外版でも日本語ボイスとなっていた。 + 開発秘話 http //www.nicovideo.jp/watch/sm32410457 PCエンジンへの移植以前に8ビット機(機種名は伏せられているがおそらくファミコン)への移植する計画があったが、発売に至らなかったことが『ストリートファイター 30th アニバーサリーコレクション インターナショナル』内のシリーズヒストリーに記されており、画面写真が1枚だけ収録されている。 他にも『ストライダー飛竜』と『ラッシュ クラッシュ』もFCに移植される予定だったが、どちらも発売されなかった。ただし『ストライダー飛竜』は海外のみ発売された。(*9) ファイティング・ストリート 【ふぁいてぃんぐ・すとりーと】 対応機種 PCエンジン CD-ROM2 発売元 ハドソン【Wii】カプコン 開発元 アルファ・システム 発売日 1988年12月4日 価格 5,980円 配信 バーチャルコンソール【Wii】2009年10月6日/800Wiiポイント 判定 なし 概要(PCE) ハドソンからPCエンジンCD-ROM2ソフトとして『ファイティングストリート』のタイトルでリリースされた(*10)。CD-ROM2のローンチソフトの一つであり、開発はPCEと縁の深かったアルファ・システムが担当している。 同日発売であった『No・Ri・Ko』と共に、CD-ROMを使った家庭用ゲームは世界初となる。 特徴(PCE) クレジットは有限だが、ボーナスステージでパーフェクトを出すとクレジットが1つ増える。 方向キーいずれか一方向とセレクトボタンを押すだけで三種の必殺技が出せる裏技がある。当然ながらこれを使うと非常に簡単なゲームになってしまう。 この裏技を使うためには、事前にハイスコアの入力画面でとある3文字を入力した上で、さらにタイトル画面でコマンドを入力する必要がある。そのためあくまでも隠し要素の救済措置に過ぎない。 他に、入力する文字を変えることで「クレジット数が7に増加」「ステージセレクト実行可能」「3種類の効果が全て有効」の4種類がある。 評価点(PCE) 移植度は当時の基準から見ても非常に高く、圧力センサーによる攻撃威力の変化をPCEコントローラーのボタンを押す長さで再現している。また特徴的な必殺技の出にくさもしっかり反映されている。 CD-ROM2ソフトだけあって、BGMに関しては大幅にアレンジ。今聞いても全く聴き劣りしない。 問題点(PCE) キャラクターが圧縮気味。 対戦外の時間が長くなっている。 BGMはアレンジ版のみで原曲は未収録であり、ゲームプレイ中に変更することができない。 忠実な移植を目指しつつ原曲を選べないというのはいささか片手落ちと言える。 総評(PCE) アーケード版の操作性自体あまりよろしく無かったが、家庭用でありがちな更なる動きの劣化といった問題はほぼなく、そこにBGMのアレンジも加わってより迫力ある雰囲気が強められて良移植と言っていい出来具合となっている。 余談(PCE) 本作は初の家庭用ゲーム機のCD媒体でのアーケード移植作であるが、「忠実な移植を目指しつつ音楽はアレンジが加えられる」という点はファンサービスと言えるが、「原曲も収録して選べるようにするという配慮がなされない」という点は、他社や他メーカーのアーケード作品のCD媒体への移植作品でもよく見られるようになった。 楽曲含めたアーケード版の忠実移植が主流となるのはおよそ90年代中期以降のこととなる。 これについては版権上の都合もある。先に原曲がCD化して発売されるとCD-ROMの音声トラックにも版権が及び、使用するのに二次ライセンスが必要になるため。 その他の移植 国内未発売として、Amiga500他に移植されている。Tiertexが移植を務めたが、必殺技が丸ごと削除されていたり、一部のハードでは動きがとてももっさりになるなど、移植度はあまり高くない。 こちらも国内未発売だが、海外版Xbox/PS2用ソフト『CAPCOM CLASSICS COLLECTION Vol.2』やPSP用ソフト『CAPCOM CLASSICS COLLECTION REMIXED』にも収録されている(もちろんAC版の移植であり、上記PCE版とは無関係)。 Xb/PSP版は国産の本体でも起動可能なので、海外ソフトを扱う通販ゲームショップなどで購入すれば遊ぶ事が可能だが、Xb版は海外における同ハード最後のソフトだった為、プレミアが付いている。 Wiiのバーチャルコンソールにも配信されていたが、2019年1月31日にバーチャルコンソールがサービス終了したため、既に購入はできない。またVC版ではメーカーがカプコンに変更されている。 国内での初代ストリートファイターの移植は長年に渡り『ファイティングストリート』のみだったが、2018年10月25日に発売されたカップリングソフト『ストリートファイター 30th アニバーサリーコレクション インターナショナル』に本作のアーケード版が収録された。 2022年7月22日発売の『カプコンアーケード 2ndスタジアム』にも本作アーケード版が収録されている。こちらでは単品購入も可能。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/29657.html
登録日:2014/08/27 Wed 21 41 03 更新日:2024/03/22 Fri 21 32 42NEW! 所要時間:約 9 分で読めます ▽タグ一覧 CAPCOM PS3 Xbox360 アーケードゲーム カプコン ゲーム ストリートファイター ストリートファイターⅣ ディンプス パチンコ化 格闘ゲーム 「俺より強い奴は出てきたか」 ◆ストーリー ◆シリーズ ◆システム ◆キャラクター ストリートファイターⅣは、開発をカプコンとする格闘ゲームである。 今までのドットとは異なり、3Dでモデリングされた2D対戦型格闘ゲームなのが特徴。 シリーズのナンバリングタイトルとしては9年ぶりの新作であり、その後も複数のアッパーバージョンが登場し続けた。 この項目ではアッパーバージョンも含めて解説する。 ◆ストーリー 本作はストリートファイターⅡとⅢの間の期間である。 ストリートファイターⅡでの世界格闘大会は、「シャドルー」の潰滅およびベガの自爆で幕を下ろした。 それから3年後、著名なファイターが姿を消す失踪事件が発生しており、裏にはシャドルーが関わっているのではと言う声もある。 そして開催された世界格闘大会の主催者は「S.I.N社」と言う、シャドルーと関わりがあるらしい謎の企業。 ファイターたちは力試し、悪の根絶、自己の目的のために戦いに向かった。 個別ストーリーもあるにはあるのだが、剛拳の無の波動やバイソンが拾った謎の少年とかアベルの正体とかについては伏せられている。 と言うか、回収する気が全く見られない。 ◆シリーズ ストリートファイターⅣ(08/7/18) 登場キャラクター 16人+1人+CPU専用2人(+家庭用で6人(25人)) 家庭用 PS3、Xbox、PC スーパーストリートファイターⅣ(10/4/28) 登場キャラクター 25人+新キャラクター10人(35人) 家庭用 PS3、Xbox、3DS スーパーストリートファイターⅣ アーケードエディション(10/12/16) 登場キャラクター 35人+新キャラクター2人+追加2人(39人) 家庭用 PS3、Xbox、PC(海外のみ) 後に「ver.2012」にアップデートされた。 ウルトラストリートファイターⅣ(14/4/17) 登場キャラクター 39人+新キャラクター5人(44人) 家庭用 PS3、Xbox 多くの新要素が追加された。 ◆システム 特に重要な所を述べる。 ○スーパーコンボゲージ 4段階に分かれた青いゲージ。攻撃などで溜まる。 1つで必殺技の強化版である、「EX必殺技」。 2つで「EXセービング」「レッドセービング」、3つで「EXレッドセービング」、これは後述。 4つで「スーパーコンボ」、通称スパコンが使用可能。強力な攻撃で、通常技や必殺技をキャンセルして出せる。 ○リベンジゲージ ダメージを受けると溜まる。 50%以上で「ウルトラコンボ」、通称ウルコンが使用可能で、それより多いと威力も上がる。 演出は相当に気合が入っているが、ほとんどがキャンセルして出す事が不可能である。 「スーパー」からは2つ目のウルトラコンボが登場し、どちらかを選べるようになった。 「ウルトラ」からは2つとも使える代わりに威力が大幅にダウンする「ウルトラコンボダブル」が選択可能に。 コマンド+ボタン3つ同時押しと言うミスりやすいコマンドであり、この辺りは不評。 また、「ヨガシャングリラ」「丹田ストリーム」「オイルコンビネーションホールド」など顔芸技も多く見られる。 ○セービングアタック 本作のキモ。中P+中Kの同時押しっぱなしで構えを取り、放すか時間経過で放たれる。 構えの間はハイパーアーマー状態で、1発は攻撃を耐えられる。 そのダメージは徐々に回復していくが、その間にダメージを受けると回復はしなくなる。 また、連続ヒットやアーマーブレイク属性の攻撃には無力。 攻撃は溜めの時間によりレベル3に分かれ、レベル2以上だと相手は膝崩れダウン状態となり連続技が決められる。 レベル1でも、カウンターヒットなら膝崩れダウンに。レベル3ならガード不能やアーマーブレイクも。 溜め中、ヒットまたはガードされる事で、ダッシュかバックダッシュで動作がキャンセル可能、通称セビキャン。 EXセービング 特定の技のヒットや始動直後に中P+中K同時押しで、セービングアタックを出せる。スパコンゲージ2つ消費。 アーマーはないものの、それ以外は普通のと同じ。 必殺技がヒットすれば、EXセービング→セビキャンダッシュ→追撃。 ガードされれば、3レベルセービングアタックや、セビキャンバックダッシュなど様々な事に使える。 これを使えばウルトラコンボもコンボに組み込める。 レッドセービングアタック 「ウルトラ」から追加。スーパーコンボゲージを2つ消費して、中P+中K+弱Pで出す。 通常のセービングアタックより、ダメージ1.5倍、リベンジゲージが2倍溜まる、多段技も受け止められるなどの特徴がある。 EXレッドセービングアタック 「ウルトラ」から追加。スーパーコンボゲージを3つ消費して、EXセービングと同じ感じに出す。 1レベルでも膝崩れダウンなどの特性も加わっているが、同様にアーマーはない。 ○アレンジコスチューム DLC。要はキャラクターのお着替え。 初期のころは本当にお着替えしただけだが、現在は技術向上のためか同じキャラクターでも別人に見える程の出来になっている。 制服、民族衣装、偉人風、私服など、そのキャラクターに沿ったものが用意されている。 ◆キャラクター ○「ストリートファイターⅣ」から 初代ストⅡの12人や完全な新キャラクター4人が見られる。 『不断の探求者』リュウ 「真の格闘家…その答えを知る日まで!」 Mr.格闘ゲーム。流浪の格闘家。シリーズ皆勤賞。 バランスと読み合い重視のキャラクター。ウルコンの爆発力が高い。 『紅蓮の格闘王』ケン 「要するに勝負を決めるのは実力ってことだ! 簡単だろ?」 リュウと同門であり、ライバル。同じくシリーズ皆勤賞。 一見スタンダードながらも守りは弱く、その分火力に優れる。 『神脚美技』春麗 「父さん、見ていてね。決して父さんに恥じない闘いをするから!」 中国拳法使いのICPO捜査官。父を死に追いやったシャドルーを憎んでいる。 女性故に体力や火力に難はあるものの、技面の性能が安定している。 『密林の戦士』ブランカ 「ジャングルのオウジャはセカイのオウジャだぞ!」 緑の肌と放電能力を持つ、ブラジル出身の野獣な野生児。母に誇れる息子になるため世界に旅立つ。 動きがすばやく、飛び回るローリング技や連打で出せるエレクトリックサンダーも強力。 『赤く燃える肉体』ザンギエフ 「オレは赤きサイクロン。全てを巻き込みフンサイするのだ」 ロシアの英雄。祖国のために戦うレスラー。 大きい上に動きも非常にノロいが、スクリューパイルドライバーに代表される接近戦での強さはピカイチ。 『真空の刃』ガイル 「この腕と脚でなんでも切り裂いて見せよう」 アメリカ空軍に所属する軍人。親友ナッシュを殺害したベガを狙っている。今作ではシャドルー復活を知って戦いに乗り出す。 ソニックブームとサマーソルトキックで待ちガイルは安易に通用しないが、それでも防御性能は高い。 『熱血力士参上』エドモンド・本田 「さあどんどんいくぞい! 決まり手は山ほどあるからのう!」 破天荒なスモウレスラー。相撲を世界に広めようとしている。 動きは遅いものの、攻撃面の性能は安定して高いパワーキャラ。 『懐深き行者』ダルシム 「魂は長き道をゆく…この生とて道程の一部に過ぎぬ」 ヨガを極めたインドの修行僧。村を救うために戦う。 口から出す炎、伸びる手足、瞬間移動など、どこか間違ったヨガの奥義を駆使する遠距離戦では右に出る者なし。 『剛腕唸る』M・バイソン 「這いつくばった負け犬の脳天にパンチ決めるのは最高だぜ」 シャドルー四天王の1人。金と女が好きな荒くれボクサー。 ダッシュストレートなどの突進技で強引に攻めるのが得意だが、様々な技で守るのも難しくない。タメキャラ故に器用貧乏な点も見られる。 『血塗られた鉤爪』バルログ 「神の力をもってしても、私の美を作り出すことは二度と出来ない」 シャドルー四天王の1人。重度のナルシストで、鉤爪を使うスペイン忍者。 非常にスピーディで、じっくり攻めるのが得意。その代わり防御面は弱い。 『不撓の帝王』サガット 「敗北せぬことが強さなのではない! 敗地から立ち上がる者こそが強者なのだ!」 ムエタイの帝王にして、元シャドルー四天王。 小回りがきかないものの、飛び道具と対空技を中心に手堅い攻めや守りで戦う。 『魔人、地獄より来る』ベガ 「落ちていくがいい。永遠に終わらぬ悪夢の中にな!」 シャドルー四天王の1人。サイコパワーを操るシャドルー総帥。 本作では下部組織S.I.N社を使ってシャドルー復活を企む。そのため、セスなどの人造人間を生み出す。 派手な設定の割には、安定した立ち回りで堅実に攻めていくのが得意。 『ミズ・パーフェクト』クリムゾン・ヴァイパー 「プライドやこだわりなんて不必要よ。仕事に感情は邪魔になるだけ」 新キャラクター。家事は苦手な子持ち。 裏の顔は電撃や衝撃波を放つグローブ、炎を噴射する靴を駆使する女性エージェント。 安定感や防御を捨て、スピーディな動きと暗器の火力で攻める暴れキャラ。 『巨漢舞う』ルーファス 「オレってバイカーの世界じゃある種レジェンド?ていうか神?で、格闘の方もそろそろトップ取っとくかってな。あ、世界のだぜ。つか小さいだろ、アメリカで最強とかって。なんで地球区切ってんだよっていう…」 新キャラクター。ケンを一方的にライバル視する早口デブキャラ。 (勘違い)空手と言う名のカンフーを使い、見た目に反して動きが素早い。 相手を食らいつくす様な強引なラッシュが魅力だが、相手のペースになると厳しくなる。 『熱風ハリケーン』エル・フォルテ 「闘いとはセポジータのようなもの! ただ熱くなるだけでうまいのだ!」 新キャラクター。ルチャ・ドールでありながら激マズな料理を作る駄目コック。 必殺技・アバネロダッシュで走りまくり、そこから派生する様々な技で攻めるテクニカルキャラ。 攻めれば一方的だが、それまでに持ち込むのが難しい程に基本性能が低い。 『過去のない男』アベル 「どこかにいるはずなんだ。おれのことを知っている誰かが…」 新キャラクター。記憶のない元・傭兵で、真面目だがどこかネタキャラ気質がある。 一見投げキャラだが、地上では特にスピーディ。 相手を固める連携や崩す手段にも秀でているが、立ち回り性能は微妙。 『拳を極めし者』豪鬼 「我、拳を極めし者なり!」 殺意の波動を操る、最強の格闘家。無印では隠しキャラで、乱入キャラクターでもある。 安定した立ち回り、非常に高い火力、豊富な攻め手段に距離取りなど高性能だが、耐久面は非常にもろく、相当の腕が要求される。 『傀儡の王』セス 「私はすべて実力で手に入れた。名前も、意思も、この能力も!」 新キャラクターでラストボス。S.I.N社のCEO。「スーパー」から使用可能。無印ではCPU専用。バージョンを重ねるにつれ扱いが悪くなっていく。 全身銀色で全裸でスキンヘッド。腹には陰陽を象った「丹田エンジン」を入れ、昇龍拳、ソニックブーム、スクリューパイルドライバーなど数々の格闘家の技を使う。 そのため、あらゆる動きが出来るが、最低クラスの体力と低い単発火力を補う腕が必要。 『師父巌の如く』剛拳 「一番の敵は己自身。だが一番の師も己の中におるのじゃ」 新キャラクター。豪鬼に殺害された事になっていたが、実は生きていた。リュウ、ケン、ダンの師匠で豪鬼の兄。 三方向に撃てる波動拳、当て身・金剛身、様々な攻めが出来る百鬼襲など攻めに仕える優秀な必殺技を持つ。 しかし通常の昇龍拳を封じているため、切り返しが弱い。攻め性能も読みに依存するので、プレイヤー次第で使い勝手が大きく変わる。 ○「ストリートファイターⅣ(家庭用)」から スパⅡやZEROの人気キャラクターが参戦した。 『殺人蜂の一撃』キャミィ 「素人と玄人の差? その差がわかっているかどうかだ」 英国特殊工作部隊デルタレッドの隊員で、元シャドルーの強化兵士。 動きが素早く、相手を翻弄して強烈な一撃を叩き込むスタイルが得意。 『怒涛の連撃』フェイロン 「この程度で満足などできん! 更なる飛躍を目指してこそ漢!」 香港の映画俳優でありながら、熱き心を持つカンフー使い。 近距離戦では無類の強さを誇るインファイターで、攻めの精度が強さに直結する。 『開花宣言』さくら 「目的があると、修行も楽しいよね! 苦しくても近づいてる気がするから!」 元・女子高生の見習い格闘家。心の師匠であるリュウの技を見よう見真似で使う。 「ZERO」でのセーラー服をいまだに着ているが、卒業して「相手への礼儀」として着ているのか、留年したので普通に着ているのかは設定が定まっていない。 体力が少なく、立ち回りに不安が残るが屈指の火力を持つインファイター。 『運命のカード』ローズ 「この力を呪ったこともあった。でも今は感謝しているわ」 ソウルパワーと言う超能力と、マフラーで戦う占い師。 対空投げや対飛び道具技など変則的な技を持つが、安定感がある守り重視のキャラクター。攻める事は苦手。 『静かなる暗殺者』元 「人は皆、朝に生まれ暮れに死す。いずくんぞ死を恐れんや」 喪流と忌流の二つの流派で戦う、病に苦しむ老暗殺者。豪鬼とは「死合い」を求めあっている。 本作では髪型と衣装が『ZERO』時代より一新された。 そもそもの耐久力が低く、二つの流派の使い分けに本作の多数のシステムの活用を求められるが、使いこなせば自由度の高い戦法で相手を翻弄できる。 『爆走!最強ロード』ダン 「見ててくれ親父! オレはサイキョー流で天下を取ってやる!」 サイキョー流師範のオッサン。公式のネタキャラクター。衣装が『ZERO』時代からリニューアルされた。 あらゆる性能が不安な代わりに数々の挑発技を持つ。しかし、バックダッシュや全技でも屈指の性能を持つ断空脚など、彼のみの利点もいくらかはある。 ○「スーパーストリートファイターⅣ」から スパⅡ、ZEROやⅢ、ファイナルファイトから参戦し、完全新キャラクターなどバラエティ豊か。 『誇り高き戦士』T・ホーク 「負けても嘆くことはない。大地の神が再び立ち上がらせてくれる」 サンダーフット族の戦士。恋人ジュリアをシャドルーから取り返すために戦う。 投げキャラが故に小回りがきかないが、それにしては珍しく2つの突進技と対空技を持つ。 『陽気なマラカスファイター』ディージェイ 「Hey! ノッてきたところだぜ! Stand up!」 世界的ミュージシャンでありながらキックボクサー。 守り重視のタメキャラのため火力に難はあるが、攻めに回っても案外イケる要素もある。 『牙を剥く野獣』アドン 「戦うたびに冴え渡る! これが神の力だ!」 サガットの弟子であったが、現在はその師匠を憎むムエタイ使い。自称・通称「神」。 初代では中ボス。ちなみに本作ではサガットや元とは違い、外見が『ZERO』シリーズと変わっていない。 大層な物言いとは裏腹に、ジャガーキックなど変わった突進技で相手を翻弄して主導権を握る立ち回りが得意。 『夢多きくノ一』いぶき 「忍者って今時流行らないよねー。だって地味なんだもん」 忍者の里出身のくノ一。本作では中学生くらいのはずだが、『Ⅲ』より巨乳。若いためか、忍者である事を憂いてもいる。 高い機動力と豊富な技やコンボで攻め倒すスタイルで戦う。覚える要素が多く操作も難しいため、一筋縄ではいかない。 『気合一発、元気百倍』まこと 「竜胆館空手は最強じゃ! さあ次かかってこい!」 土佐の名門道場復興のため戦う空手娘。 本作では学生服のアレンジコスチュームが存在するが、年齢は明らかになっていない。 動きや技のクセが非常に強く、ワンチャンスでどこまで持っていけるかに全てを賭けている。 『闘いの中に煌くダンディズム』ダッドリー 「ボクシングこそ最も洗練された格闘技だ。私はそう確信している」 紳士なヘビー級ボクサー。見た目は濃いが中身は紳士。 立ち回りや崩し方を熟知し、しっかりとしたコマンド入力を求められる近距離ラッシュが得意。 『退屈なる脱獄囚』コーディー 「変わらないものなんてどこにもない。殴り合うときの緊張感以外はな」 メトロシティの英雄だったが、『ZERO3』に引き続き現在も脱獄囚。 凶器攻撃やボタンタメのゾンクナックルなど、駆け引き重視の喧嘩スタイルが持ち味。 『静かなる赤き稲妻』ガイ 「武神の力! その目に焼き付けるがいい!」 メトロシティの英雄であり、武神流忍術を使う派手な忍者。 機動力が高く、スピードとトリッキーを併せ持つ忍者らしい戦いを得意とする。 『油したたるいい親父』ハカン 「せやから油は別にズルやないんやて! なんやったらあんたも使てええんやで!」 新キャラクター。ダルシムやブランカに匹敵する色物だが、ヤール・ギュレシュ(オイルレスリング)選手で世界的食用油メーカーの社長。美人の妻と7人の可愛い娘がいる。 自身にオイルをぶっかける技・オイルシャワーで性能が上昇する、突進技も持つ投げキャラ。 オイルではどうにもならない部分も目立ち、いかに隙を作ってオイルをぶっかけるかが重要。 『抑えられない破壊の快感』ジュリ 「フフフ、これを覚えたらかすんじまうよなあ。他の遊びなんてさ」 新キャラクター。S.I.Nの構成員であり、破壊に快感を持つテコンドー使いの女戦士。左眼には「風水エンジン」が埋め込まれている。 ボタン押しっぱなしで出すタイミングを図れる飛び道具・風破刃を駆使し、相手を崩したり固める立ち回りが得意。 それ故に操作難易度も高く、風破刃でボタンを封じていると投げ抜けやセービングなど咄嗟の行動が取れないのも痛い。 ○「スーパーストリートファイターⅣ アーケードエディション」から 『Ⅲ』シリーズで人気の高い兄弟に加え、二人の乱入キャラクターも追加参戦。 『白龍の飛翔』ユン 「俺の強さの秘密? ああそりゃ、あふれでる才能ってヤツ」 香港出身で自信家の天才格闘家。春麗を追ってヤンと戦いに出向く。 体力が低く、自由に立ち回ってワンチャンスで持っていく攻めキャラ。 『疾走する青龍』ヤン 「少しは頭を使って考えてみたらどうだ? できれば挑んでくる前にさ」 香港出身で冷静沈着な天才格闘家。ユンの双子の弟。 攻撃法に幅がある代わりに体力が少なく、読みやどの技を出すかが重要。 『血戦の咆哮』殺意の波動に目覚めたリュウ 「命を奪い、壊し、滅する…オレの望みはそれだけだ!」 胸元に巨大な傷痕を持った、殺意の波動を操るリュウ。乱入キャラクターかつ追加キャラクター。 じっくりとした立ち回りや技の使い分けで、最高クラスの攻め要素を十分に発揮できる。 『鬼神 天ヲ穿ツ』狂オシキ鬼 「我が力 万物を制す」 新キャラクター。殺意の波動により、鬼と化した豪鬼。こっちも乱入キャラクターかつ追加キャラクター。 単発火力もコンボ火力も非常に高く、空中機動性が高いため相手に威圧感を与えられる。 体力も人並みにあるためか、豪鬼程に相手の攻めへの対応力などが高くない。 ○ウルトラストリートファイターⅣから 『ストリートファイター×鉄拳』に客演していたキャラクター4人に、完全新キャラクターも登場。 『ジャイアントレスラー』ヒューゴー 「オマエくらいの力じゃ、このオレの相手にはならねぇ!」 元マッドギアの構成員で、現在は同僚のポイズンがプロモーターになってプロレスラーに。 『Ⅲ2nd』からは大人の事情でアンドレから改名されて、「スーパー」でロレント用に作られた工事現場ステージでは顔を見せる。 硬い・強い・遅いの三拍子そろった巨漢キャラクター。飛び道具や強い牽制技を持つ相手には苦労するものの、打撃もコマ投げも超破壊力。 『トキシックビューティー』ポイズン 「盛り上がってきたじゃないか! さあもうひと試合行くよ!」 同じく元マッドギア構成員。本シリーズでは性別は明言されていない。 『ファイナルファイト リベンジ』と『ストリートファイター×鉄拳』に続いて3度目のプレイヤー出場となる。 鞭を使ったサディスティックな攻撃や、飛び道具や対空技などで安定した戦いが出来る。 『理想国家の為に』ロレント 「貴様は新兵にも劣る!」 元マッドギア幹部で、全国民が軍人と言う理想国家建国を狙っている軍隊くずれの狂人。ロッド、ナイフ、手榴弾などを駆使して戦う。 機動力やリーチの長い攻撃に、固めや崩しも備えるトリッキーな攻めキャラ。 ちなみに『ZERO』シリーズのレギュラーで彼の同期でもあるソドムは魔奴義亜ステージで背景カメオ登場している。 『風と大地のカポエリスタ』エレナ 「終わっちゃったのが残念! もう少し長く楽しみたかったわ」 サバンナに生きる女の子。「死を生み出す者たち」の存在を確かめるべく外の世界に出る。 彼女の本シリーズ参戦で『Ⅲ』の女性プレイアブルキャラクターが勢ぞろいした。 相手を惑わす様に、避けながら戦うカポエイラ使い。全ウルコンでも唯一の回復技が存在する。 『光裂く閃影』ディカープリ 「ソウトウ完了」 『ZERO3』から設定はあったが、操作できるのは本作からの新キャラクター。ベガ親衛隊の一員。キャミィを憎んでおり、仮面を着けダガーを装着した少女。 キャミィとは異なりタメキャラで、攻撃のリーチも長い。相手を揺さぶるのも得意で火力も高め。 タメないと守りが厳しく、技の出し方も重要。 ◆備考 公式サイトやXboxで見れる短編アニメや、初回特典としての長編アニメが存在する。基本的にはゲーム版と同じ声優が声を当てている。 無印稼働から一年後、格闘ゲーム大会「闘劇」の種目に毎年選ばれている。 「スーパー」の出場キャラクターの中で、ダッドリーは海外プレイヤーから猛烈なプッシュを受けていた。 一方、T・ホークとディージェイは無印の家庭用に出られなかった理由が「(投票結果に)影も形もなかったから」 本作の開発まで、制作不要との声や上層部との問題があり色々モメたとのこと。 「俺より面白い項目は出てきたか」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] アレックスはまだですか -- 名無しさん (2014-08-27 22 34 01) ↑出るとIIIが無かったことにされそうで怖い…が、出なかったら出なかったでやたらと(笑)とネタにされるしなあ -- 名無しさん (2014-08-27 22 40 28) アベルとなんか被るし出ないんじゃね。 -- 名無しさん (2014-08-27 23 32 27) イングリッドはよ -- 名無しさん (2014-08-27 23 57 11) ウメちゃんサイッキョ -- 名無しさん (2014-08-28 01 37 37) ベガがやたらラスボスプラグ建ててるけどになりそうでならない。5まで取っておくつもりかな -- 名無しさん (2014-08-28 03 17 50) レインボー・ミカと烈は出ません…また出て欲しかったがもう今のカプコンは絶対出さないだろうなぁ。かりん様も -- 名無しさん (2014-08-28 19 54 22) いい加減アリカから権利買い取ってEXキャラ出せよ。ダークがロレントに復讐する場面とか、ガイとカイリの武神流対決が見たい。実際、公式ブログのコメントにEXキャラの参戦を希望する声多いし。 -- 名無しさん (2014-09-02 17 45 20) もしウルIVのキャラクター追加バージョンが出るなら、マキ(ZERO3域)と激(ストI復活域・スト鉄に彼をモチーフにした隠しコスがある)とFF仕様コーディー(殺意リュウと狂ヲシキ鬼に次ぐエクストラキャラクター)とメガマン(スト鉄の研究所ステージがある&イングリッド域)の4人を出してほしい。 -- 名無しさん (2015-02-28 08 22 17) ↑×3 神月かりんとレインボー・ミカは『V』で再登場した。でもユーリがディカープリともどもCPU専用になってしまった。ユーリはイーグルともどもウルIVのキャラクター追加版で再登場してほしい。 -- 名無しさん (2019-03-08 10 24 00) グラフィックこそ3Dだけど基本操作は散々やり込んだ昔のままだから、初見でも違和感なくプレイできた。楽しかった。 -- 名無しさん (2019-03-08 12 21 13) どっかの動画で降龍化させたスト4を作っていたな・・・リュウが尻から真空波動拳や滅・波動拳をぶっ放していたのを覚えている。 -- 名無しさん (2021-05-18 15 59 54) この頃のアニメっぽいキャラデザが一番好きだった -- 名無しさん (2023-11-12 21 17 07) 目押しがなければもっと面白い作品だった。ウメハラも言ってたけど、開発の頭が固かったよね。「連打でも出るコンボ」「連打でも大丈夫なキャラ」は居ても良かった。たまたま流行ったけど、格ゲー史全体で見たら普通に完成度高い方でもないよね。 -- 名無しさん (2024-03-22 21 32 42) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/xbox360_wiki/pages/164.html
発売日 2009/02/12 価格 8390円 ジャンル 1vs1 対戦格闘 発売元 カプコン 人数 2人 オンライン人数 2人 対象年齢 CERO B 公式サイト http://www.capcom.co.jp/sf4/cs.html ストリートファイターIV スティック 発売日 2009/02/12 価格 7980円 発売元 ホリ 攻略wiki STREET FIGHTER IV @wiki 関連記事 【2009年2月28日更新】『ストリートファイターIV』勝利へ導くアドバイス集 - ファミ通.com 日本発売未定 Street Fighter IV FightPad imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (sf4p5.jpg) 発売日 プレアジ価格 49.9 US$ 発売元 MadCatz Street Fighter IV FightStick Tournament Edition 発売日 プレアジ価格 179.9 US$ 発売元 MadCatz 関連記事 『ストリートファイターIV』発売後のアップデートで超進化 - ファミ通.com アップデートでトーナメント形式のチャンピオンシップモード追加 『ストリートファイターIV』アレンジコスチュームを一挙公開 - ファミ通.com
https://w.atwiki.jp/src_c_material/pages/238.html
ストリートファイター CRIMSONMOON 管理人 鏡冥素材区分 P 備考 ガラナアイコンページ 管理人 ガラナ素材区分 PU 備考
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/5689.html
ストリートファイターV ストリートファイターV アーケードエディション ストリートファイターV タイプアーケード ストリートファイターV チャンピオンエディション 機種:PS4, Win, AC 作・編曲者:青木征洋、深澤秀行、小林啓樹、若林タカツグ、Zac Zinger、Steven McNair、仲野順也、阿部隆大、リョウアライ、Jonne Valtonen、前馬宏充、加藤あずさ、吉田大致、宮田裕子、寺山善也、高木洋 開発元:カプコン、ディンプス 発売元:カプコン 発売年:2016年 概要 「ストリートファイター」シリーズのナンバリング5作目。 原点回帰をテーマにしており『ストリートファイターII』のようなシンプルなゲーム性を目指している。 作曲は元カプコンの青木氏の他に前作の『ストリートファイターIV』を手掛けた深澤氏、元バンナムの小林氏などが参加。 新キャラ除いた各キャラのテーマは『ストリートファイターIV』と同じく過去作のBGMのアレンジが使われている。 アップデートによってキャラが追加され続け、それと同時にそのキャラのテーマなどの新曲も追加された。 DLCで追加されたストーリーモード「ゼネラルストーリー」のBGMをまとめたサントラが2016年9月14日に発売。 2018年にはパージョンアップ版である『ストリートファイターV アーケードエディション(AE)』が稼動、2019年にはアーケードへ逆移植された。 『アーケードエディション』のサントラも発売され、新ステージや追加キャラクターのテーマ曲などが収録されている。 2020年には更なるバージョンアップ版である『ストリートファイターV チャンピオンエディション(CE)』へとアップデートされた。 2021年11月に最後の追加キャラ「ルーク」が実装され、最終的なキャラ数はシリーズ最多の45人+αとなった。 収録曲(サウンドトラック順) 曲名 作・編曲者 補足 順位 Disc 1 Rise Up -Opening- 青木征洋 オープニング Street Fighter V タイトル画面 Main Menu メインメニュー Character Select キャラクターセレクト Versus 対戦画面 Bustling Side Street -China Stage- 深澤秀行 中国・裏通りステージ Bustling Side Street Alternative -China Stage- Union Station -London Stage- 青木征洋 ロンドン・駅ステージ Union Station Alternative -London Stage- Forgotten Waterfall -New Zealand Stage- 小林啓樹 ニュージーランド・渓谷ステージ Forgotten Waterfall Alternative -New Zealand Stage- Kanzuki Estate -Japan Stage- 若林タカツグ 日本・神月邸ステージ Kanzuki Estate Alternative -Japan Stage- Underground Arena -Russia Stage- 深澤秀行 ロシア・地下闘技場ステージ Underground Arena Alternative -Russia Stage- Apprentice Alley -India Stage- 青木征洋 インド・路地ステージ Apprentice Alley Alternative -India Stage- Hillside Plaza -Brazil Stage- 深澤秀行 ブラジル・山岳ステージ Hillside Plaza Alternative -Brazil Stage- City in Chaos -New York Stage- Zac Zinger ニューヨーク・交差点ステージ City in Chaos Alternative -New York Stage- Disc 2 Shadaloo Base -Shadaloo Stage- 小林啓樹 シャドルー基地・屋上ステージ Shadaloo Base Alternative -Shadaloo Stage- Lair of the Four Kings -Boss Stage- シャドルー基地・最深部ステージ Lair of the Four Kings Alternative -Boss Stage- The Grid -Training Stage- 深澤秀行 トレーニングステージ Another Fight Is Coming Your Way! 青木征洋 挑戦者乱入 Theme of Ryu 編:青木征洋 リュウのテーマ Theme of Chun-Li 編:小林啓樹 春麗のテーマ Theme of Nash ナッシュのテーマ 2016年243位 Theme of Vega 編:深澤秀行 ベガのテーマ Theme of Cammy キャミィのテーマ Theme of Birdie 編:青木征洋 バーディのテーマ Theme of Ken ケンのテーマ 2016年322位 Theme of Necalli 小林啓樹 ネカリのテーマ Theme of Balrog 編:青木征洋 バルログのテーマ Theme of Rainbow Mika レインボー・ミカのテーマ Theme of Rashid 深澤秀行 ラシードのテーマ 第10回264位 Theme of Karin Kanzuki 小林啓樹 神月かりんのテーマ Theme of Zangief 編:Zac Zinger ザンギエフのテーマ Theme of Laura 深澤秀行 ララのテーマ Theme of Dhalsim 編:青木征洋 ダルシムのテーマ Theme of F.A.N.G 小林啓樹 ファンのテーマ Result 深澤秀行 リザルト画面 Congratulations 青木征洋 Game Over ゲームオーバー League Up Credit Title of Street Fighter V スタッフロール ストリートファイターV アーケードエディション オリジナル・サウンドトラック収録曲 Street Fighter V Arcade Edition -Opening- Steven McNair オープニング(AE) Main Menu Arcade Edition 青木征洋 メインメニュー(AE) Character Select Arcade Edition Steven McNair キャラクターセレクト(AE) Versus Arcade Edition 対戦画面(AE) Air Force Base -USA Stage- 青木征洋 アメリカ・空軍基地ステージ High Roller Casino -Las Vegas Stage- 深澤秀行 アメリカ・ラスベガスステージ Kanzuki Beach -Malaysia Stage- 小林啓樹 日本・神月邸プライベートビーチステージ Kanzuki Beach Alternative -Malaysia Stage- Ring of Destiny -Ring Stage- 青木征洋 バトルリングテージ Ring of Destiny Alternative -Ring Stage- Spooky Arena -Russia Stage- 深澤秀行 ロシア・闘技場ステージ(ハロウィン仕様) Spooky Arena Alternative -Russia Stage- Skies of Honor -UAE Stage- アラブ・飛行機ステージ Skies of Honor Alternative -UAE Stage- Temple of Ascension -Japan Stage- 日本・廃寺ステージ Temple of Ascension Alternative -Japan Stage- Frosty Boulevard -New York Stage- Zac Zinger ニューヨーク・交差点ステージ(クリスマス仕様) Frosty Boulevard Alternative -New York Stage- Temple Hideout -Thailand Stage- 仲野順也 タイ・ラーマーヤナ寺院ステージ Flamenco Tavern -Spain Stage- 青木征洋 スペイン・金網闘技場ステージ Metro City Bay Area -USA Stage- アメリカ・メトロシティステージ Metro City Bay Area Alternative -USA Stage- Ring of Pride -Ring Stage- 青木征洋 土俵リングステージ Ring of Pride Alternative -Ring Stage- Suzaku Castle -Japan Stage- 日本・朱雀城ステージ English Manor -England Stage- Steven McNair イギリス・フレーザーバラ城 Kasugano Resident -Japan Stage- 青木征洋 日本・さくら宅ステージ 2018年246位 Another Fight Is Coming Your Way! Arcade Edition Steven McNair 挑戦者乱入(AE) Theme of Alex 編:小林啓樹 アレックスのテーマ 2016年185位 Theme of Guile 編:青木征洋 ガイルのテーマ 第10回773位 Theme of Ibuki いぶきのテーマ Theme of M. Bison 編:阿部隆大 バイソンのテーマ Theme of Juri 編:リョウアライ ジュリのテーマ Theme of Urien Jonne Valtonen ユリアンのテーマ Theme of Gouki 編:深澤秀行 豪鬼のテーマ Theme of Kolin 仲野順也 コーリンのテーマ Theme of Ed Daniel Lindholm エドのテーマ Theme of Abigail 編:青木征洋 アビゲイルのテーマ Theme of Menat Daniel Lindholm メナトのテーマ Theme of Zeku 是空のテーマ 2017年154位 Theme of Sakura 編:Daniel Lindholm さくらのテーマ Theme of Blanka 編:小林啓樹 ブランカのテーマ Theme of Falke 小林啓樹 ファルケのテーマ 2018年277位 Result Arcade Edition Steven McNair リザルト画面(AE) Credit Title of Street Fighter V Arcade Edition 青木征洋 スタッフロール(AE) Street Fighter V Arcade Edition Steven McNair タイトル画面 Versus for Street Fighter V 青木征洋 Versus -Boss- for Street Fighter V Continue for Street Fighter V Gameover for Street Fighter V Bonus Stage ストリートファイターV チャンピオンエディション オリジナル・サウンドトラック収録曲 Ring of Power -Ring Stage- 青木征洋 シャドルーリングステージ Ring of Power Alternative -Ring Stage- King s Court -Thailand Stage- 編:深澤秀行 タイ・ワット・ローカヤスターラーム涅槃仏ステージ Dojo -Japan Stage- 青木征洋 日本・道場ステージ Dojo Alternative -Japan Stage- The Grid 2 -Training Stage- 深澤秀行 トレーニングステージ The Grid 3 -Training Stage- Ring of Justice -Ring Stage- 青木征洋 メトロシティリングステージ Ring of Justice Alternative -Ring Stage- Field of Fate -Australia Stage- 編:小林啓樹 オーストラリア・草原ステージ Honda Sento -Japan Stage- 編:若林タカツグ 日本・銭湯ステージ Union Graveyard -London Stage- 青木征洋 ロンドン・駅ステージ(ハロウィン仕様) Union Graveyard Alternative -London Stage- Holly Jolly Beatdown -USA Stage- Zac Zinger アメリカ・メトロシティステージ(クリスマス仕様) Holly Jolly Beatdown Alternative -USA Stage- Sun Chase Moon -UnKnown Stage- 編:小林啓樹 秘密結社・塔ステージ Sun Chase Moon Alternative -UnKnown Stage- Theme of Cody 編:Daniel Lindholm コーディーのテーマ Theme of G Daniel Lindholm Gのテーマ Theme of Sagat 編:Steven McNair サガットのテーマ Theme of Kage 青木征洋 影ナル者のテーマ Theme of Poison 編:前馬宏充 ポイズンのテーマ Theme of E.Honda 編:Daniel Lindholm エドモンド本田のテーマ Theme of Lucia Daniel Lindholm ルシアのテーマ Theme of Gill 編:小林啓樹 ギルのテーマ Theme of Seth 編:深澤秀行 セスのテーマ Tournament Mode 青木征洋 Tournament Mode Victory ストリートファイターV シーズン5 オリジナル・サウンドトラック収録曲 Ring of Prosperity 加藤あずさ 秘密結社リングステージ Ring of Prosperity Alternative Ring of Prosperity Warning Ring of Galaxy 吉田大致 宇宙ステーションリングステージ Ring of Galaxy Alternative Ring of Galaxy Warning Marina of Fortune 加藤あずさ イタリア・ジェノヴァの港ステージ Marina of Fortune Alternative Marina of Fortune Warning Rival Riverside 宮田裕子 日本・大和川堤防ステージ Rival Riverside Alternative Rival Riverside Warning Street Fighter Ⅴ The Grid 4 加藤あずさ トレーニングステージ Theme of Dan 編:寺山善也 ダンのテーマ 2021年391位 Theme of Rose 編:高木洋 ローズのテーマ Theme of Oro 編:宮田裕子 オロのテーマ Theme of Akira 宮田裕子 あきらのテーマ Theme of Luke 寺山善也 ルークのテーマ Street fighteR V 宮田裕子 Street fighteR V Alternative Street fighteR V Warning Theme of Dan カプチューン / CAP-JAMS Arrange 演奏:カプチューン Theme of Rose カプチューン / CAP-JAMS Arrange Theme of Oro カプチューン / CAP-JAMS Arrange Theme of Akira カプチューン / CAP-JAMS Arrange Theme of Luke カプチューン / CAP-JAMS Arrange サウンドトラック未収録 Rival Riverside -Justice Gakuen- 日本・大和川堤防ステージ(ピンチ)『私立ジャスティス学園 LEGION OF HEROES』より「熱き鼓動」のアレンジ サウンドトラック ストリートファイターV オリジナル・サウンドトラック ストリートファイターV アーケードエディション オリジナル・サウンドトラック ストリートファイターV ゼネラルストーリー「A Shadow Falls」オリジナル・サウンドトラック ストリートファイターV チャンピオンエディション オリジナル・サウンドトラック ストリートファイターV シーズン5 オリジナル・サウンドトラック
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/2312.html
STREET FIGHTER FIGHTING STREET 機種:AC, PCE,PS2・PSP(日本未発売), NS, PS4, Xbox1, Win 作曲、効果音、サウンドプログラム(AC) (*1):坂口由洋 (YUUKICHANS PAPA) ミュージックプロデューサー(PCECD):中神紀之 サウンドディレクター(PCECD):笹川敏幸 (TOSHI SASAGAWA) 編曲者(PCECD):SHOFUKU (福田裕彦、生方則孝) 開発元:カプコン(AC)、アルファ・システム(PCECD) 発売元:カプコン(AC)、ハドソン(PCECD) 発売年:1987年8月(AC)、1988年12月4日(PCECD) 概要 世界中に格闘ゲームブームを巻き起こした、言わずと知れた格闘ゲーム人気シリーズの初代作品。 PCエンジンCDへの移植の際には『ファイティング・ストリート』というタイトルに変更して発売された。 同時発売の『No・Ri・Ko』と並び、世界初のCD-ROM用のゲームソフトとしても有名。 BGMは全てCDからの再生の生音となり、豪華なアレンジが施されている。 2022年8月、シリーズ35周年記念として、はじめて単独サントラCDが発売された。 (次作:ストリートファイターII) 収録曲 (ゲーム進行順) 曲名 (アルファレコード) 曲名 (英語) 補足 順位 Insert Credits STAGE SELECTステージ・セレクト Stage Select COURSE SELECT GAME STARTゲーム・スタート Versus V.S Round Start 対“激”(日本・少林寺)TAI"GEKI" (*2) Retsu (Japan) JAPAN RETSUステージ STAGE CLEARステージ・クリア What Strength! 勝利 対“烈”(日本・忍者)TAI"RETSU" (*2) Geki (Japan) JAPAN GEKIステージ 第3回538位(PCE)格闘ゲーム219位(PCE) BONUS STAGE(ブロック)ボーナス・ステージ Bonus Stage 1 -Breaking Bricks JAPAN/U.S.A (選んだ方)、CHINAクリア後のボーナスステージ 対MIKE(アメリカ・マーシャルアーツ)TAIマイク (*3) Joe (USA) U.S.A JOEステージ 対JOE(アメリカ・ボクサー)TAIジョー (*3) Mike (USA) U.S.A MIKEステージ BONUS STAGE(板割り)ボーナス・ステージ Bonus Stage 1 -Breaking Boards JAPAN/U.S.A (選ばなかった方)、ENGLANDクリア後のボーナスステージ 対“季”(中国・万里の長城)TAI"LEE" Lee (China) CHINA LEEステージ 対“元”(中国・街)TAI"GEN" Gen (China) CHINA GENステージ 対BURDIE(イギリス・モヒカン)TAIバーディー Birdie (England) ENGLAND BIRDIEステージ 対EAGLE(イギリス・古城)TAIイーグル Eagle (England) ENGLAND EAGLEステージ 対ADON(タイ・夕日)TAIアドン Adon (Thailand) TAILAND ADONステージ 対SAGAT(タイ・ラスト)TAIサガット Sagat (Thailand) TAILAND SAGATステージ ラストバトル348位(PCE) 最終DEMOSAISHUデモ The Strongest Street Fighter in the World! エンディングやられ顔ギャラリー STAFF ROLLスタッフ・ロール Staff Roll STAFF NAMINGネーミング High Scores NAME DISPLAYディスプレイ Ranking RANKING BEST 10『サウンドBOX』には収録なし CONTINUEコンテイニュー Defuse the Bomb! CONTINUE実際にはアルファレコード版に収録なし A Challenger Appears! HERE COMES A NEW CHALLENGER GOOD LUCK! サウンドトラック カプコン・ゲーム・ミュージック VOL.2 ストリートファイター25周年 サウンドBOX ファイティング・ストリート PCエンジンCD-ROM²用ソフト。 CDプレイヤーで再生することでアレンジ楽曲を聞くことが出来る ストリートファイター オリジナル・サウンドトラック シリーズ35周年記念サウンドトラック第一弾。 初収録曲を含むアーケード版音源・全23曲+ボイスコレクションを収録
https://w.atwiki.jp/nintendo_vc/pages/59.html
ストリートファイターII ストリートファイターIIデータ 概要 裏技 CM 他作品との関連 データ カプコン:2006年12月02日配信 カプコン:1992年06月10日発売 ジャンル:対戦格闘 プレイ人数 1~2人 対戦モード コントローラ:リモコン・GC・クラコン 使用ブロック数: 攻略ページドリーミー・ドリーマー:コマンド一覧 紹介ページストIIのお部屋 このソフトが遊ばれた時間・回数(ニンテンドーチャンネル2011年4月27日更新分)全国の合計:56,455時間 129,649回 1人あたりの平均:3時間30分 8.03回 概要 オリジナルは1991年にアーケードゲームとして登場し爆発的ヒットを記録した対戦格闘ゲーム。 SFC版はグラフィック、サウンド共に多少簡略化されているものの「家でストIIが遊べる」というインパクトは相当なものだった。 本作をきっかけに「餓狼伝説」と共に格闘ゲームがコロコロコミック等の児童向けホビー誌で取り上げられるようになり、間接的にではあるがファン層を大きく広げたという功績も見逃してはいけない。 家庭用移植が無ければアーケードゲームとしてのみの人気に留まっていたかもしれないという可能性を考えると、本作は格闘ゲーム史において非常に重要な位置にあるといえる。 裏技 起動し、CAPCOMのロゴが出ている間に「下R上LYBXA」と入力すると2Pカラーの選択や同キャラ対戦が可能になる。 CM 「俺より強い奴に会いに行く」 http //www.nicovideo.jp/watch/sm1160660 他作品との関連 どの作品からプレイしても楽しめるようになっている VCで配信されているソフトストリートファイターII (PCE) ストリートファイターII TURBO(SFC) ストリートファイターII PLUS(MD) スーパーストリートファイターII(SFC) スーパーストリートファイターII(メガドライブ版)(MD)メガドライブ版はオンライン対戦に対応。 ファイティング・ストリート(PCE)初代「ストリートファイター」の移植。 ファイナルファイト(SFC)当初はストリートファイターの続編として開発されていた。 VC配信が期待されるソフトストリートファイターZERO2(SFC) 関連するアーケード作品ストリートファイター(AC) ストリートファイター(6ボタン版)(AC) ストリートファイターII(AC) ストリートファイターII (AC) ストリートファイターII TURBO(AC) スーパーストリートファイターII(AC) スーパーストリートファイターIIX(AC) ストリートファイターZERO(AC) ストリートファイターZERO2(AC) ストリートファイターZERO2ALPHA(AC) ストリートファイターZERO3(AC)
https://w.atwiki.jp/mekameka/pages/1597.html
ストリートファイターIV / STREET FIGHTER IV メーカー カプコン 発売日 2008年7月18日 対応機種 AC.PS3.Xb360.iPhone.iPod touch 対戦格闘ゲームストリートファイターシリーズ??のナンバリング4作目 ストリートファイターEX??のように、3Dで描かれながら2Dの操作性を実現 スーパーストリートファイターIV 2010年4月28日 PS3.Xb360 追加キャラや追加ステージを加えたバージョンアップ版 スーパーストリートファイターIV アーケードエディション 2010年12月16日 AC.PS3(Blu-ray.DL).Xb36(DVD.DL) 更に2人のキャラを追加した、アーケードへの逆移植版 コンシューマーに再移植されるにあたり「ユン」「ヤン」「殺意の波動に目覚めたリュウ」「狂オシキ鬼」の4キャラクターが新たに参戦した スーパーストリートファイターIV 3Dエディション 2011年2月26日 3DS 3DSの移植版で、ロンチタイトルでもある 従来の十字キー操作以外に、下画面の必殺技をタッチするだけで簡単に技が出せる 待ちなしのガイルとか凶悪な仕様も可能 前作 ストリートファイターIII Xbox 360 さ行 アーケード ストリートファイターIII ニンテンドー3DS プレイステーション3 PR
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/618.html
ストリートファイターIV 概要 特徴 キャラクター 格闘ゲームとしての特徴 バランス総評 評価点 賛否両論点 問題点 CS機版 スーパーストリートファイターIV 概要(スパIV) 特徴(スパIV) スーパーストリートファイターIV アーケードエディション 概要(AE) 特徴(AE) 問題点(AE) ウルトラストリートファイターIV 概要(ウルIV) 特徴(ウルIV) 問題点(ウルIV) 総評 余談 ストリートファイターIV 【すとりーとふぁいたーふぉー】 ジャンル 格闘ゲーム 対応機種 アーケードプレイステーション3Xbox 360Windows Vista 使用基板 【AC】Taito Type X2 販売元 カプコン 開発元 カプコンディンプス 稼働開始日 【AC】2008年7月18日 発売日 【PS3/360】2009年2月12日【Win】2009年7月2日 価格 【PS3/360】8,390円【Win】7,340円 レーティング CERO B(12才以上対象) 判定 なし ポイント 久々のシリーズ新作どちらかと言えば保守的な作り格闘ゲーム界隈の活性化に貢献 ストリートファイターシリーズ 概要 『ストリートファイターIII 3rd STRIKE』より約10年を経てリリースされた、シリーズナンバリング第4作。 グラフィックは3Dとなったが、ゲーム性は2Dのまま。言わば『ストリートファイターEX』と同様の形式である。 初心者救済として実装されたブロッキングにより競技性の低下が余儀なくされた『3rd』への反省から『ストリートファイターII』への原点回帰を掲げた本作は、旧来のプレイヤーを再び集められる対戦ツールを目指して製作され、技術介入度が必要な操作からシンプルで比較的入力難度が高くなくそれでいて強いキャラ等を用意しており、それらを駆使し駆け引きを楽しむことができるシステムが採用された。 一方で、当時の格ゲー界における先端的なシステムも組み込まれ、格ゲー初心者には取っ付き易く、熟練者にも遊び甲斐を感じさせる、非常に間口の広い仕上がりとなった。 CS機版の発売を機に対戦熱が一気に上昇した。 わかり易い駆け引きと奥深さによって対戦人気・プレイ人口は圧倒的で、2010年代の格闘ゲームシーンを牽引した。 その後バージョンアップ版『スーパーストリートファイターIV』が稼働。 この作品からさらに「ARCADE EDITION」⇒「AC ver.2012」とバージョンアップされている。 2014年から最終作『ウルトラストリートファイターIV』に移行し、キャラクターや新要素が追加された。 特徴 「原点回帰」を謳っただけあって、基本的には『ストリートファイターII』がベース。しかし、投げのシステムやEX必殺技などは『ストリートファイターIII 3rd STRIKE』のものを輸入している。 パワーゲージであるスーパーコンボゲージは4分割されており、1ブロック(25%)消費することで必殺技の強化版であるEX必殺技を、4ブロック(100%)消費することで超必殺技のスーパーコンボを出すことができる。 目玉となる新システムは「ウルトラコンボ」「セービングアタック」の2つ。 ウルトラコンボ ダメージを受けることで溜まっていくリベンジゲージが一定以上溜まることで、派手な演出を伴う超必殺技が使える。使用すると溜まったリベンジゲージを全て消費し、消費量に比例して威力が上がる。下記のスーパーコンボと違い、通常技や必殺技からキャンセルは出来ない。 スーパーコンボゲージを全て消費して使う「スーパーコンボ」も併存しており、こちらは通常技や必殺技からキャンセルで出せる。 当初ウルトラコンボは、リュウの場合、スーパーコンボは「真空波動拳」でウルトラコンボは「滅・波動拳」とどちらも飛び道具と、スーパーコンボの上位版という位置づけだった。『スーパー』からウルトラコンボは2種類になり、キャラクター選択後にどちらかを選択することとなる。 セービングアタック 『ストIII』における「ブロッキング」に相当する、『ストIV』独自の防御システム。 入力すると「セービング状態」に移行し、ボタンを押し続けている間はアーマー状態になり、一発だけ攻撃を受け止めることが出来る。この時のダメージはリカバリアブルダメージとなり、一定時間相手の攻撃に触れない事で回復していく。さらにスパコン・リベンジゲージも普通にガードするより多く溜まる。 ボタンを離すことで「セービングアタック」を繰り出し、溜めた時間によっては相手にヒットすると無防備な膝崩れ状態にすることができ、追撃で大技を決めるチャンスになる。 セービング状態、もしくはセービングアタックが相手に触れると前後のダッシュでキャンセルする事が出来る。これによって読みが外れた場合は解放せずにバックステップでフォローしたり、ヒットした場合より強力な追撃を仕掛けるために前方ダッシュしたり、飛び道具を受け止めてゲージを溜めつつ接近するなど、幅広い使い道がある。 シビアなタイミング合わせがなくハードルが低い反面、成功すればほぼ反撃可能だったブロッキングと違いそこまで強力なシステムではない。 攻撃の出がそこまで早くなく、受け止めた技によっては確定ヒットしない、一発しか受け止められないため弱攻撃連打やEX必殺技などに弱い、無消費の必殺技にもセービングで防ぐことの出来ない「アーマーブレイク属性」になっている技がある(多くの場合は突進技あたりがこれ)というように、対抗策も多い。このためカウンターに使うのであれば「相手の技」まで読んで繰り出せなければならない。 スーパーコンボへのキャンセルが可能な通常技・必殺技はセービングアタックでのキャンセルにも対応しており、この際スーパーコンボゲージを2ブロック(50%)消費する(EXセービングアタック)。 EXセービングアタックの性能はアーマーがない以外普通のセービングと同じ。 キャラクター 使用キャラクターは最新作の時点で総勢44人のシリーズ一の大世帯となった。『II』シリーズのキャラクターと『IV』オリジナルの新キャラクター以外にも『ZERO』シリーズや『ストIII』シリーズのキャラクターも多数登場している。 最初は『ストII』シリーズの12人と『ストIV』からの新キャラクターが4人、隠しキャラクターの豪鬼を含めた計17人。家庭用でCPU専用キャラクターをプレイアブル化した2人+新規追加キャラクター6人、『スーパー』で10人、AEで4人、『ウルトラ』で5人が追加。 本作以前では登場キャラクターの担当声優は作品によってまちまちであったが、本作以降はゲスト出演でもほぼ固定となっている。 + 登場キャラクター一覧 本作からの新登場キャラは太字表記。 初代から参戦 リュウ ケン 春麗 ガイル エドモンド本田 ブランカ ザンギエフ ダルシム マイク・バイソン バルログ サガット ベガクリムゾン・ヴァイパー アベル エル・フォルテ ルーファス ボスキャラ セス 剛拳 豪鬼(隠し) 家庭用追加キャラ フェイロン ダン さくら キャミィ ローズ 元 『スーパー』追加キャラ ジュリ ハカン サンダー・ホーク ディージェイ コーディー ガイ まこと ダッドリー いぶき アドン 『AE』追加キャラ ユン ヤン 殺意の波動に目覚めたリュウ 狂オシキ鬼 『ウルトラ』追加キャラ ディカープリ ヒューゴー ポイズン ロレント エレナ + 本シリーズからの新登場キャラクター 『ストリートファイターIV』から登場 クリムゾン・ヴァイパー 蛇のような赤い髮にパンツスーツで決めているCIAの女性エージェント。電撃や火炎を発する暗器を仕込んで戦う。CIAの任務でシャドルーの下部組織に潜入している。一児の母で娘のことを溺愛している。 ハイジャンプキャンセルやフェイント、低空必殺技といった各種テクニックを駆使することで真価を発揮するテクニカルキャラ。 アベル 『ストIII』シリーズのアレックスを彷彿とさせる、ストーリーに深い接点を持つ青年。真面目な性格だが「体がーっ!!」という謎の悲鳴(*1)やアレンジコスチュームで何故か必ず乳首を丸出しにしている点から妙なネタ感を感じるプレイヤーもいる。 性能面でもアレックスと同じく、重い打撃と投げ、前進力を併せ持ったパワーキャラ。 エル・フォルテ メキシコのルチャドール。暑苦しすぎるボケ担当キャラクター。シェフ志望で技にも料理の名前を付けているが、料理は非常に下手。 「アバネロダッシュ」という必殺技で画面を走り回り、そこからの派生技でガード崩しを狙っていくスピードキャラ。波に乗ると畳み掛けられる反面、防御力・体力が脆く気絶値も低い。運と事故で勝敗が決まる荒らしキャラとよく評される。 ルーファス ウエストサイズ250の動けるデブ。弁髪にトラックスーツとカンフーっぽい見た目なのに格闘スタイルは(自称)空手と勘違いキャラクター。何故かケンを異常にライバル視している他、勝利メッセージが異常に長い。 その勝利メッセージでも金髪や道着を着用しているキャラクターをケンと勘違いするという勘違いぶりを発揮している反面、ベガやガイには割とまともなツッコミを入れている。 牽制力と気絶値が低いが、急降下技「ファルコーンキック」を駆使した接近力や攻めは強力。立派すぎる体格のためか体力・攻撃力も高い。 セス 本作のボスキャラクター。シャドルーによって開発された人造人間で、シャドルーの下部組織S.I.N(*2)のボス。青白い肌に『ストIII』シリーズのギルやユリアンのような彫刻のような肉体を持つ。 ソニックブーム、昇龍拳、スクリューパイルドライバーといった『ストII』シリーズのレギュラーキャラクターの必殺技をコピーした技を使って戦うが、プレイヤー使用時は体力・気絶値とも最低クラスのためワンミスで瞬殺されかねない。 『V』にもシーズン4追加キャラとして登場した。(ユリアン・ギルと見た目が被るためか)身体が女性型に換装されており、通常使える必殺技がデモンクレイドルやムダムダなどカプコン製のストリートファイター以外の作品をモチーフにしたものに一新している、VスキルIで相手の必殺技を吸収して使用できる(全キャラ分用意されている)など、他キャラクターの必殺技を用いるという特徴は保ちつつ動きや性能は一新されている。 剛拳 リュウとケン及びダンの師匠で豪鬼の実の兄。本作では同門でもあった豪鬼との死闘の末、周囲には死んだと思われていたが実は長い間仮死状態のままだったという後付け設定になった(後述)。 道着キャラクターと比べて癖の強い技がかなり多いが、総合的に見ると高水準な性能。3方向に撃ち分けられる波動拳や、相手の攻撃を受け止めて発動する当て身必殺技が特徴的。 『スーパーストリートファイターIV』からの登場キャラクター ハン・ジュリ 韓国出身の女性テコンドー使い。この手のキャラクターには珍しく、シャドルーの下部組織所属で悪役要素が強い。だが、こうなったのはベガが彼女の片目を潰した上に父親を殺害した事が原因であり、その生い立ちを鑑みると生まれながらの根っからの悪党というわけではない。 打撃技を出した後にボタンを押しっぱなしにしボタンを放すことで飛び道具を発射するという打撃と飛び道具の二段構えの必殺技「風破刃」や一定時間チェーンコンボが可能になるウルトラコンボ「風水エンジン」などが特徴的な、小回りの利く機敏なキャラクター。 本作からの登場キャラとして人気が高く、『V』『6』にも登場している。風破刃は攻撃しつつ別の必殺技を強化する風破ストックを溜められるという使いやすい技内容に変更されている。 ハカン トルコの実在する格闘技ヤール・ギュレシュのオイルレスラー。ヘルメットにしか見えない髪型、赤い肌に白目と言った外見のインパクトも相まって話題騒然となった。技も油のヌルヌルによって派手。 オイルをかぶることで技を出す時に「滑る」ようになり、重量級キャラとしては高い機動力を発揮できるようになる。反面オイルをかぶってない時の性能は貧弱で、よくも悪くもオイル頼みのキャラクター。 ちなみに彼を演じた大畑伸太郎氏はかつて『サムライスピリッツ零』で同じく赤みのかかった(あちらはどちらかといえばオレンジに近いが)肌に白目キャラの炎邪を演じており、彼を知っているプレイヤーの一部からは驚きの声も上げられた。 『スーパーストリートファイターIV アーケードエディション』からの登場キャラクター 殺意の波動に目覚めたリュウ 従来の作品にもいたリュウの性能違いキャラクターだが、本作ではこれまでのように『殺意の波動に自我と精神を侵食された姿』とは異なり、『リュウが狂オシキ鬼のウルコン「冥恫豪波動」を喰らい、その際に潜在していた殺意の波動が活性化して取り込んだ』という設定がある。そのためか姿がこれまでよりも禍々しく、言動も非常に荒々しい。 本作で追加された「竜爪脚」という必殺技による高火力の目押しコンボが特徴的。そのため、従来よりもリュウと豪鬼の両者との差別化が図られ、攻めに関する能力は高いが防御面と体力の低さが顕著になっている。 狂オシキ鬼 豪鬼が「殺意の波動」に曝され続けた結果、完全に人外の存在となったもの。従来作でいう所の真・豪鬼にあたるキャラクターだが、さらに怪物的な見た目になっている。 豪鬼とは似て非なる性能。基本的には胴着キャラの基本に沿った性能だが、二段ジャンプ・空中ダッシュのような挙動が可能な必殺技「斬空波動掌」が特徴的。 『ウルトラストリートファイターIV』からの登場キャラクター ポイズン 他の『ウルIV』追加キャラと同様に『ストリートファイター クロス 鉄拳』から登場したキャラクターだが、シリーズに使用キャラとして正式登場したのは本作が初。 『V』で登場した際には『スト鉄』『ウルIV』から性能が変わっており、より長い鞭を用いて遠距離戦を重視した性能に変わっている。Vトリガーでは火炎瓶を投げるなどファイナルファイトの原作要素もある。 ディカープリ 『ZERO3』の頃から設定のみ存在していたベガ親衛隊の一人。仮面を付けているが正体はキャミィのクローン。キャミィと同じ戦闘スタイルだが、腕に仕込んだダガーでも攻撃する。 格闘ゲームとしての特徴 当て投げが初見殺し 通常投げ、特に『ストII』で禁忌とされてきた「当て投げ」(弱攻撃を当ててから歩いて投げる)が非常に強力な調整。 そもそも『ストII』では脱出不可能なハメだった(*3)。その後システムが整備され、現在では殆どの格闘ゲームにおいて常識的な戦法の一つとなっている。 本作ではガードや起き上がり時の投げ無敵時間が短いため、慣れない相手にはかなり決まりやすい。更にいうと弱攻撃をガードさせてもノックバックが弱く距離が離れないこともあり、非常に狙いやすい。 「3rd STRIKE」から見つかっていたテクニックである「スライド投げ(移動投げ)(*4)」も使えるため、投げ間合い外だと思っていても油断できない。特にケンの移動投げは、とても届きそうにない距離からいきなり飛んで来る。 このため、初心者はまず投げ抜け(グラップ)を覚える事になる。「しゃがみグラップ」「複合グラップ」など様々な入力方法が存在する。 起き上がりの途中やガードノックバック中などの行動不可能な状態でも入力を受け付けており、グラップ可能な時間も従来作より長い。相手が投げに来たらグラップ、打撃で来たらそのままガードができる。これを熟知している上級者には投げがほぼ決まらない。 こうした地味な力関係を覚えるのが本作で駆け引きするにあたっての最優先事項であり、乗り越えるまでの時間は長い。しかしここを超えれば「乗り越えていない層」を一気に引き離す事ができ、上達を実感する最初のハードルであると言える。 この当て投げ関係の駆け引きについては慣れていないプレイヤーや、あまりプレイしていない人から批判も多い。稼動初期などは特に「投げゲー」「柔道ゲー」などと揶揄されていた。 通常投げに対しては受け身を取ることが出来ず(*5)、常に起き上がるタイミングが一定。このため、安定してセットプレイをかけることができ、結果、初心者同士の対戦ではお互いが当て投げループでラウンドを取り合っている事も多い。 しかし、仕込み入力もあるため基本的には待ち有利なのは『ストII』と同じ。ガード崩しのために当て投げは必須であり、リターンがこの程度でなければ割に合わない、という意見も。 こういったイメージが先行しているが遅らせしゃがみ技仕込み、リバーサルバックステップ、リバーサル投げ暴れと言ったローリスクな仕切り直しが複数存在するため 過去のシリーズより投げは弱い。 投げの対択となる打撃による暴れ潰しが相手のタイミングに依存するため下段をスカせる選択肢が無いキャラは非常に崩しづらい。 もしタイミングが合わなかった場合、逆に最速発生のしゃがみ弱技からコンボに移行され、ダウンを奪われることもザラ。 特に後述の『ウルトラ』ではディレイスタンディングが導入され、起き攻めに移行しにくくなったため威力の高い一部キャラ以外は大したリターンもない。 起き攻め、めくりが強力 「見た目と違って逆方向にガードしなければならないジャンプ攻撃」というストIIからある仕様だが、このめくりが本作では非常に強力。 ジャンプ攻撃は性質上「ヒットガード問わず相手に触れさせれば非常に有利」であり、ガード崩しと両立するめくりはゲーム的にも非常に強力な行動である。 大半のめくりはヒットすればコンボやダウンを奪え、ガードされてもさらに択一攻撃を迫る事が出来る。このため対処できなければめくりだけで倒されてしまう事すらある。 相手がタメキャラの場合、位置が入れ替わる事で横タメを解除することもできる。 先述のとおり通常投げで必ずダウンを奪えるため、めくりを絡めたセットプレイに持って行きやすい。これもめくりの強さに拍車を掛けている。 豪鬼の「ときど式」と呼ばれる表裏の択を連続で迫る行動は、上級者も舌を巻く強力なセットプレイとして有名である。 目押しコンボ タイミング良く通常技を入力する「目押し」による連続技が本作のコンボのメインとなる。ポピュラーな目押しコンボは3~5Fほどの猶予があり少し練習すれば出来るようになるものが多い。 難しいものになると猶予は0~1Fとシビアになる。上級者でも安定しない難易度だが、キャラクターによっては出来れば常に狙っていきたい有用な連続技に0F目押しを要求される場合がある。 いわゆるコンボゲーよりもコンボの難易度が高いともされている。 特定のボタンを連続して押す事で自動的に連続技が出る「ターゲットコンボ」とは違い、目押しコンボは先行入力が効かないため連続押しでは出ない。 当てやすくガードされても有利な弱攻撃から、必殺技や足払いまで繋がるような連続技は実用的であり、習得によるアドバンテージは大きい。そういったコンボが0~1Fしか猶予の無いキャラクターは難しいと言えるが、出来ると出来ないとで大きく強さが変わってくるため、「がんばって習得するか、妥協するか」の選択を迫られる事になる。 なお、本作では弱攻撃を連打キャンセルすると必殺技キャンセルが出来なくなるという仕様となっている(*6)。 連打せずにきちんと目押しすれば弱攻撃コンボからでもキャンセル必殺技は出る。同じボタンを連続で押さず、弱パンチから弱キックにつなげてキャンセルといったことも可能。 現在では「つじ式」と呼ばれる、ボタン優先順位などの仕様を使い、同じボタンを2f連続入力させ、目押し猶予を1f増やすテクニックが発見されている。何故か「攻撃ボタン ⇒ Back(360)/Select(PS3)」でもこのテクニックが利用可能で、一部のアーケードスティックにボタン入れ替え機能が存在していたのは、このテクニックを使うために、本来の位置以外にBackかSelectを配置したかったためである。最初にこの機能を導入したHORIのファイティングエッジ刃開発時、ソニー側がなぜその機能が必要なのかと理解してくれなかったので、製造ライセンス取得に手間取ったというエピソードがある。 「無敵技」の強化 従来、無敵技(昇龍拳系など、出がかりに無敵時間のある技)は、出ると強い代わりにコマンドが難しかったりタメが必要でガードされると隙が大きくリスキーな技という印象が強かった。しかし近年の格闘ゲームでは『ロマンキャンセル』に代表される『任意の技をキャンセル』するシステムが搭載され、不利な側の救済システムという側面も生まれて来た。その流れは今作でも踏襲されている。 システム項に記載した「EXセービングアタック」は昇龍拳などの無敵技からもキャンセル可能な様に設定されており、「昇龍拳→EXセービングアタック→セービング構えをステップでキャンセル」(この流れは「セビキャン」と呼ばれる)とすると、ゲージこそ消費するが昇龍拳をガードされても大幅にフォロー出来てしまう(確定反撃を行うことは可能だが少々難しい)。もし昇龍拳がヒットしていれば、滅・波動拳のようなウルトラコンボなどの大ダメージな追撃ができてしまう(通称「セビ滅」)。 こういった使い道の出来る技のあるキャラとの対戦は、たとえ試合を有利に進めていても気が抜けないものとなった。「連携を昇龍で割り込まれてセビキャン」→ウルトラコンボで追撃 ⇒ 逆転、という流れで辛酸を舐めたプレイヤーも多い。このように非常に強力な行動だが、本作はかなりゲージが溜まり易く試合展開によっては何度も繰り出す事が出来る。かなりゲームに慣れているか、読みきっていなければこの昇龍拳セービングに対処する事は難しいためこういった行動の出来ないキャラクターの使い手や昔ながらのプレイヤーは「理不尽な要素」「読み合いを放棄した行動」として嫌っている事もある。 簡易コマンド 初心者救済として一部のコマンドは判定が緩和されており、例えば昇龍拳コマンドは232でしゃがんだまま出せる。 そのほかにも一回転コマンドが412367で出せ、二回転コマンドは二回目が半回転で出る(*7)など、コマンド投げキャラがお手軽に扱える一因となっている。 バランス総評 総合的に見ると、ゲームバランスは特に穴が無くまとまっている。そのため、対戦ゲームとしての出来は悪くない。 極めようとすると高難度・取っ付き辛い習得必須科目も多く、初心者が知ってしまうと及び腰になってしまいがちでもある。 キャラクターバランスを見ると、全体的に高性能な上に笑えるぐらい簡単で減る「ワロスコンボ」を持つサガットや、起き攻めゲーとも呼ばれる本作の中でも特に強力な起き攻め連携を持つ豪鬼、ここまで書いてきた本作のゲーム性に合った性能を持つザンギエフやリュウ、ヴァイパーやルーファスなど強キャラもいる。一方でバルログやガイルはかなり弱い。全くもって勝てない、というほどではないが、格差は確かに存在している。 ガイルに関しては、お手軽に勝てるキャラにしたくなかったという理由から、意図的に弱くしたと開発スタッフが語っている。 また、バルログもロケテスト時には最強キャラで、「ロケテスト時の最強キャラは弱体化される」のカプコンのジンクスによってか、キャラクター性と戦法が噛み合ってない悲惨な性能になってしまった。 評価点 格闘ゲームとしては比較的シンプルなシステムで、敷居を低めに構成している。複雑なシステムを覚えなければ対戦にならないということがなく、すぐに対戦の楽しさを味わう事が出来る。 かつてのプレイヤーにとって懐かしいキャラクターばかりで、キャラクターの性能や基本戦法も当時を踏襲している。そのため10年以上前の初代『ストII』プレイヤーでも「昔取った杵柄」を発揮できる。 ウルトラコンボの存在によって逆転性を高めたり、タイミングをしっかり合わせないと機能しないブロッキングの代わりに、長押しで攻撃を防げるセービングアタックを搭載するなど、新システムはいずれも初心者に対して間口を広くする目的で搭載されている。 もちろん初心者が経験者に勝つためには様々なルールや細かい仕様を突くテクニックを覚えねばならず、中でも当て投げやセビキャン・目押しなど重要テクニックの難易度から初心者に厳しいイメージが先行しているが、初心者同士が遊ぶ段階では特に気にならないのもまた確かである。 3Dによるグラフィックは概ね好意的に受け止められている。 ハード性能の向上による表現力の上昇もあり、懸念されていたほど2Dならではの味を損なわなかった。 初心者に配慮したビギナーモードは評価されている。 賛否両論点 上記の「格闘ゲームとしての特徴」に挙げた特徴の多くが賛否両論になっている。 問題点 CPUが弱すぎる。キャラクターごとに特色ある動きもほとんど無く、基本的に連続技練習用の木偶の坊。終盤に出てくる昇龍拳持ちがやや手強い程度。 特に延々と中距離からフライングパワーボムばかり狙うザンギエフは冷静に対処すれば簡単に完封出来てしまう。 その一方でラスボスであるセスは例外でとんでもなく強い…が、一定条件でセスを倒すと出てくる隠しボス・豪鬼は打って変わって非常に弱い。おそらく格ゲー最弱の隠しボス。 同カプコン製作の『ガンダムVS.』シリーズと同様、基板を数台繋げて稼動する仕様となっている。 4台稼動して1ライン設定にしている場合、CPU戦で練習したくても強制的に対戦させられたり、隣に座っている人同士で1対1の対戦となるなど、気まずい場面があった。 従来のように1台で対戦台とする設定は不可能らしい。基板自体の値段も高く、オペレーターに厳しい(*8)。 0~1Fの入力精度を争うシビアな目押しコンボは、若干のラグが発生するオンライン対戦との相性が悪い。 ボタンを押すリズムさえ一定なら多少の遅延があっても理論上安定可能だが、それでも入力のタイミングと画面や音のタイミングとのズレがある分、リズムを乱されやすくなる。 CS機版 2009年2月12日にPS3版/360版が発売された。 新キャラクターとして過去のシリーズ作品『ストII』シリーズからキャミィとフェイロン、『ZERO』シリーズからさくら・ローズ・元・ダンが追加。アーケード版のボスキャラクター2人も使える。 光回線の浸透により環境が整備されたこともあり、家庭用でのオンライン対戦は好評。 複数プレイヤーと動画を見られる、充実したリプレイダウンロード機能など、昨今の家庭用格闘ゲームのオンライン機能としては最高峰。 2009年7月に発売されたPC版では、キャラクターに奇抜なコスチュームをさせるなどのMODがユーザー間で製作され話題に。 スーパーストリートファイターIV 【すーぱーすとりーとふぁいたーふぉー】 ジャンル 格闘ゲーム 対応機種 プレイステーション3Xbox 360 発売元 カプコン 開発元 カプコンディンプス 発売日 2010年4月28日 価格 4,990円 レーティング CERO B(12才以上対象) 判定 なし 概要(スパIV) 当初は家庭用としてのみ発売されたバージョンアップ版。 特徴(スパIV) 2種類から選択できるウルトラコンボや、オンライン対戦のバラエティの充実などが追加要素。 目玉は10人ものキャラクターの追加。 『ファイナルファイト』のコーディー(『ZERO3』から引き続き囚人服姿)とガイ、『II』シリーズからはサンダー・ホークとディージェイ、『ZERO』シリーズからはアドン、『ストIII』シリーズのダッドリー、いぶき、まことが追加されている。 ロレントもアドンと最終選考を争ったが、落選となったと電撃オンラインのプロデューサーインタビューで語られている。新ステージのメトロシティ超高層ビル工事現場ステージには『ファイナルファイト』のキャラクターが多数おり、“ロレントっぽいステージ”になっているのはこの影響。 中でも新キャラクターのハカンはその特徴的な戦闘スタイル、オイルを全身に塗りたくって行う「ヤール・ギュレシュ」から一時話題騒然となった。ヘルメットにしか見えない髪型、赤い肌に白目と言った外見のインパクトに加えて、技も油のヌルヌルによって派手。出身国トルコ国内での評判は非常に良く、ヤール・ギュレシュの公式サイトで紹介されるほど。 一方、同じく新キャラクターのジュリは韓国人の女性テコンドー使いであるのだが、当の韓国では悪役要素や衣装、レズビアンという設定(*9)などがかなり不評となっている。とは言え、誰がどう見ても酷いと言う訳ではなく世界的に見れば彼女を好む声も少なくない。 実際、ジュリは本作から登場した新キャラクターにも拘らず、『ストV』『スト6』とナンバリングタイトルに連続で登場しているため、シリーズのキャラクターとして人気があるのは間違いないだろう。 なお、上記の基本的なゲームバランスや操作性は一切変わっていない。あくまでキャラクター個々の技性能のみを調整している。 前作で非常に強かったサガットなどが丸く調整され、弱かったバルログが強化(*10)されるなど前作を遥かに越えるキャラクターバランスの均等化に成功している。 CPUのAIは改善され、デフォルトだと簡単でも無ければすごく難しいわけでもない無難な難易度になっている。 3DSのロンチタイトルとして『スーパーストリートファイターIV 3D EDITION』が発売された。詳細は作品ページを参照。 スーパーストリートファイターIV アーケードエディション 【すーぱーすとりーとふぁいたーふぉー あーけーどえでぃしょん】 ジャンル 格闘ゲーム 対応機種 アーケード(Taito Type X2)プレイステーション3Xbox 360 発売元 カプコン 開発元 カプコンディンプス 稼動開始日 2010年12月16日 発売日 2011年6月30日 価格 3,990円 廉価版 2012年2月9日/2,990円 レーティング CERO B(12才以上対象) 備考 海外のみWin版あり 判定 なし 概要(AE) ファンの期待に応えるようにして出された「スーパー」のアーケード版。 特徴(AE) さらなる新キャラクターとして『III』シリーズに登場したユンとヤン、さらにタイムリリースとして狂オシキ鬼と殺意の波動に目覚めたリュウが追加され、またキャラクターの性能の調整も行われている。 DLCとして発売された他、パッケージ版でもPS3/360で移植版が発売された。 海外でのみだがWin版も発売されている。 マルチリンガル対応でインストールの段階から日本語にも標準で対応し、日本語OSにも問題無くインストール出来るので、輸入ソフトを取り扱っているお店等で入手出来ればWindowsPC上でも楽しむことも出来る。 パッケージにこだわりがないのなら、Steamからのダウンロード販売で国内でも普通に入手可能。 日本語でインストールするとちゃんと海外版で名前が入れ替えられているサガット以外の四天王、豪鬼なども日本版の名前になる(*11)。 Win版でも最新バージョンである「Ver.2012」へのアップデートが行われた。アップデートを行うとラウンドコールなどの画面下部に出て来るタイトルロゴに「ver.2012」が追記される。 問題点(AE) 稼動前のインタビューで言っていた「対戦を盛り上げるヒールとなる強キャラ」として追加されたユンとヤンだが、はっきり言って強すぎる。 ユンは途切れない攻めが強く、ヤンは多彩な攻めが強いと、対処法も違うものを要求されるのがまた厄介。「対策はユン ヤンと対戦しないこと」などと冗談めかして言われるほどに強い。 元々強キャラながら目立った弱体化のなかったフェイロンも強く、全員が中国人だからスーパーストリートファイター(SSF)ならぬスーパーチャイニーズファイター(SCF)と揶揄されることも(*12)。 無印時代から強く、使用人口の多かったリュウやサガットは大幅な弱体化。中足払いが短くなりキャンセル飛び道具を撃ちにくく、威力まで下がってしまい戦い方を変更せざるを得なくなった。後の再調整まで待てず、ここで他のキャラに乗り換える人も多くいたと思われる。 ちなみに同じく追加キャラクターである殺意リュウと狂オシキ鬼は、一長一短ある普通の性能だった。 強キャラに乗り換えろと言わんばかりの対戦バランスの悪化は多くのプレイヤーから批判されたが、それに応えてゲームバランスを大幅に再調整した「Ver.2012」へのバージョンアップが行われた。リュウやサガットも完全復活とまではいかないが、スパ4以前のような戦い方はできるようになった。 新規追加キャラクターのライバルバトル前の会話シーンがないのでストーリーの背景がわかりにくい。 またエクストラキャラクターである殺意リュウと狂オシキ鬼はライバルバトルの相手に剛拳が出てきてしまうためか、隠しボスとして性能の良い剛拳と戦う事ができない。出現条件を満たしても豪鬼が出てきてしまう。 CPUが再調整され、アーケード版ではアーケードモードのCPUが超反応で非常に強くなった(*13)。3人目あたりから容赦なく殺しにかかってくるため、初心者には辛い。 BP1万の相手より3人目のCPUが強いと言われている。 特に、ガード面が強く、適当なぶっ放しや緩いコンボなら完璧にガードしてくる上、対空を持っているキャラクターは対空も完璧…と防御面が強い事が特に問題。アーケードモードはほぼほぼ全てのプレイヤーがまずは手始めに遊ぶモードであり、それの難易度ミディアム(ノーマル)がこの強さなのは、確実に初心者の心を折る。 防御面が強いと人によっては「全く敵の体力を削れずに負ける」事もある。あと少しで勝てたのならやる気も出るが、完封されたならモチベーションが下がる人もいるだろう。むしろ初心者が「この強さで難易度ノーマルならもう自分には無理だ」と感じるのは当然のことである。 難易度は調整できるにもかかわらず、なぜミディアムでこの強さなのだろうか…せめて攻撃面を強くするべきではなかっただろうか。初心者を遠ざけるだけの無意味な調整である。 ついでに、「新規追加キャラクターで難易度ミディアムのアーケードモードをノーコンティニューでクリアする」という条件のトロフィーも取るのが非常に難しくなっている。練習中のキャラクターですら倒すのが難しいCPU相手に、初めて使うようなキャラクターでノーコンティニューで勝てというのは無理な注文。トロフィーをまったく気にしない人なら良いが、トロフィーを取る事はゲームを進める指針のひとつだけに、この基本的な条件のトロフィーさえも取れないような難易度設定であるのは、プレイヤーのモチベーションに関わる。果たして「ノーコンティニュー」という条件は必要だったのか…? 高額基板を複数売りつけるという売り方は前作から変わっておらず、相変わらずのオペレーター殺し。それゆえ利益を見出せず導入を見送るゲーセンもある。 ウルトラストリートファイターIV 【うるとらすとりーとふぁいたーふぉー】 ジャンル 格闘ゲーム 対応機種 アーケード(単体基板,NESiCAxLive,NESiCAxLive2)プレイステーション3Xbox 360Windows Vista/7/8プレイステーション4 使用基板 【AC】Taito Type X3(単体基板版,NESiCAxLive2版)Taito Type X2(無印NESiCAxLive版) 発売元 カプコン 開発元 カプコンQLOC 稼働開始日 2014年4月17日 発売日 【PS3/360】2014年8月7日【Win】2014年8月8日【PS4】2015年9月4日 価格 【PS3/360】パッケージ 4,309円【PS3】DL 3,989円【Win】2,990円【PS4】DL 2,990円 廉価版 PlayStation3 the Best 2015年4月2日パッケージ 3,229円 / DL 2,990円 レーティング CERO B(12才以上対象) 判定 なし 概要(ウルIV) 『ストIV』シリーズの最終完全版。 特徴(ウルIV) 『ストリートファイター X 鉄拳』に客演登場したロレント・エレナ・ヒューゴー・ポイズンなどの新キャラクターも参戦し、「ウルトラコンボダブル」「レッドセービングアタック」「ディレイスタンディング」という新システムも追加。過去作品に比べると短期間でキャラクター性能を変更したバージョンアップが何度も行われている(現在はVer1.05)。 本作の開発はディンプスではなく、『スパIV AE』や『ストリートファイター X 鉄拳』のPC版を開発したポーランドのデベロッパーQLOCが担当している。 ネットワークにNESiCAを使用しており、データを記録するカードにNESiCAのカードを利用できるようになった。 家庭用版は『スーパーストリートファイターIV』を持っていればグレードアップして遊ぶことができる。こちらは発売後のアップデートにより、キャラクター性能を過去のバージョンのものにできる「エディションセレクト」などの追加要素が加わっている。 エディションセレクト内に追加されている「オメガエディション」は、キャラクター性能を大胆に変化させた実験的要素だが、元で立弱Kを連打しているだけで永久コンボになるなどの稚拙な調整がされており問題になった。 なお、上記を含む永久コンボは後のアップデート修正で除去されている。 CPUの強さはまたも調整された。攻めよりも守り重視になりガードが固くなったが、ガード不可のLV3セービングやコマンド投げに弱くなり、その繰り返しで簡単に勝ててしまう。とはいえ超反応がなくなったわけではないので、目の前で隙を晒すとやられる。 ラスボスのセスは超反応が厄介だが、無駄に隙の多いセービングや百烈を使ってくるので、しっかりガードを固めて要所で反撃を入れていくスタイルに徹すれば楽勝。 ウルトラコンボダブル ウルトラコンボ選択画面で選べる、第三のウルトラコンボ選択肢。 これを選ぶと文字通りにウルトラコンボが二つとも使用可能になるが、威力や効果には相当な下方補正がかかる。 大抵のキャラクターは威力75%補正だが、高威力の「アルティメットアトミックバスター」と対空の「シベリアンブリザード」など用途が分かれるウルトラコンボを持つザンギエフの様なキャラクターだと威力60%補正と更にダウンする。 選択した場合、相手に与えるプレッシャーは更に上昇するが、単純にこれを選択するとウルトラコンボの威力での逆転が難しくなったり、補正の上にコンボ補正がかかって更に弱体化し易いという、より玄人向けの要素になる。 なお、この前後のカプコンは長らく、複数の超必殺技を同時に使用可能にすることに消極的な傾向があった。 レッドセービングアタック 弱P中P中K同時押しでパワーゲージを50%消費し発動する、身体が赤く光る強化版セービングアタック。 「アーマーブレイク属性がない限り連続技も受け止める」「リベンジゲージの充填率が2倍」「ダメージが通常セービングアタックの1.5倍」。 他技をキャンセルして使うと、パワーゲージを75%消費するEXレッドセービングになる。これはさらに「LV1から膝崩れダウンが発生する」強力な補助効果がつく。 消耗は激しいが、当てさえすればほとんどのウルトラコンボに繋げられる。 ディレイスタンディング クイックスタンディングの逆で、こちらは遅く起き上れる方法。強制ダウンする技に対してのみ使える。 これの登場により起き攻めが弱体化した。 問題点(ウルIV) 新鮮味に欠ける。 追加キャラクターのロレント・エレナ・ヒューゴー・ポイズンは『ストリートファイター X 鉄拳』からのモデリング流用なのは明らかであり、目新しいとは言い難い。 エレナの参戦で『ストIV』シリーズにも『ストIII』シリーズのプレイヤブル女性キャラクターが勢ぞろいし、ロレントとヒューゴーはコアな人気を持つキャラクターだし、ポイズンも本作で初めて『ストリートファイター』シリーズでプレイヤブルキャラクターとして登場する。だが全員既に『ストリートファイター X 鉄拳』で顔を見せている以上、目新しさという意味では微妙と言うほかない。 相変わらず新規追加キャラクターのライバルバトル前の会話がないのでストーリーの背景がわかりにくい。さらに本作の新規追加キャラクターは隠しボスの前口上が他キャラクターの流用であるなど物足りない。 加えて、6つの追加ステージまでも『ストリートファイター X 鉄拳』からのモデリング流用。『鉄拳』シリーズのキャラクターや関連看板が削除されるなどの調整は加えられているが、その程度しか手を入れられていない。 特に背景に恐竜が登場するジュラ紀の研究施設ステージやメカザンギエフ(*14)が登場する宇宙エレベーターステージなどはお祭り的な他社クロスオーバー作品特有の要素が強いステージである。『ストリートファイター』の世界観を大事にしていないと捉えられても仕方ない(*15)。 余談だが、溶鉱炉ステージはラウンド2以降から右側のフェンスや高台の一部が不自然に壊れている。これは『ストリートファイター X 鉄拳』では画面右側の奥の足場に「巌竜」(『鉄拳』シリーズの力士)がいて、彼がラウンド2で背景の高台の鉄骨を使って橋を渡すシーンがある名残である。 せめてユンとヤンが背景に登場するハーフパイプステージとマッドギアの面々とハガーが登場するマッドギアの隠れ家ステージの2つだけにして、代わりに『スパIV AE』以降に追加されたキャラクターのライバル戦の前の会話を追加してくれたほうが良かっただろう。 これらの追加キャラクターとステージはともに流用であり、『ストリートファイター X 鉄拳』を購入したプレイヤーにとっては全く新鮮味がない。 ただしPS4以外の家庭用ハードでは追加キャラクターのエクストラコスチュームの一部を使うために『ストリートファイター X 鉄拳』のデータを必要とする。印象としては余計にマイナスである。 新システムの「ウルトラコンボダブル」「レッドセービングアタック」「ディレイスタンディング」のいずれも既存システムの発展形に留まり新モーションでも無いため、こちらもビジュアル的に目新しくはない。 『ストリートファイター X 鉄拳』に客演登場していない追加キャラクターとしてはベガ親衛隊のディカープリが追加されたが、キャミイのクローン設定であるため仮面を被っている以外は瓜二つである(*16)。担当声優もキャミィと同じ沢城みゆき氏。加えて両手のサイコダガーを使う要素があるとはいうものの、技もキャミイと同じものがある。またしても新鮮味が薄い。 公式が「誰もが予想できないキャラクター」「『ストリートファイター』の世界に完璧に馴染む」など期待を煽っていた割に新鮮味が薄いディカープリであり、参戦PVにおいてもレインボー・ミカ(*17)や烈(+期待していたプレイヤー)を嘲笑するような表現があったため批判の声が多く出た。 『ウルIV』で使用キャラクターになるまで公式に「素性が不明」だったディカープリは本作で参戦した事で素性が明かされたことは喜ばしいことだが、プレイヤー的には盛り上がりに欠ける結果に終わってしまった。 家庭用にPS4対応版が増えたが、クロスプレイに対応していない。他機種版ユーザーとの対戦は不可能である。 PS3からPS4へのセーブデータ・取得トロフィーの引き継ぎもできない。 『ウルIV』から始めるプレイヤーやPS4しか所持していないユーザーにとってはこれらの問題は気にならないとはいうものの、以前からプレイしていた者にとってはタイトルが変わったにもかかわらず既存作と比べて新鮮味に欠けるゲームになってしまった。 総評 『III』で一度完成したストリートファイターシリーズに「原点回帰」を掲げ、『I』を手掛けたディンプスにより復活した新作。 3Dグラフィック、新キャラクターなどは多大なインパクト・話題性があったが、システムは『III』よりも古い『II』の発展系といった作風に逆戻りし、悪く言えば焼き直し感も感じられる。 ブロッキングが無いなどシステムが大きく違う事から、本作ではなく『3rd』を遊び続けることを選択したプレイヤーも多かった。 本作は『II』のキャラが勢揃いしているほか、『ZERO』シリーズからの参戦キャラも多く、それらのキャラの操作経験者であれば特に違和感なくプレイすることができる。 新しくなった投げシステムや変則的な新キャラクターへは対策が必要であり、いきなり上級者と戦っても「わからん殺し」の洗礼を受けるのが通例。だが、プレイヤーと同等の強さの相手だけを待ち受けしての対戦も可能であり、対戦ゲームとしては十分機能する。 ある程度上達してもセビ滅や目押しを必要とするコンボなどは難易度が高く、初心者向きとされるキャラクターであっても完璧に使いこなすにはかなりの熟練を必要とする。しかしエンドレスバトルで繰り広げられている上級者同士の対戦を見学したり、アップロードされた動画を見て上級者のテクニックを覚えて自分のものにするなど、更なる上達を目指す方法もまた多彩である。 負けてめげていても始まらない。勝ち負けにこだわらず、勝つ事はもちろん負ける事からも上達の糸口を見つけ出し、ストイックにそれを身に付け自分の力にできる努力家こそ、リュウの追い求める「真の格闘家」であると言えよう。 マーケティング、プロモーションの成功、とっかかり部分の複雑さの排除が功を成して多くのプレイヤーに支えられ、格闘ゲーム市場の歴史になくてはならない一本となった。 それは、本作の登場によってもたらされた、昨今の格ゲー界隈の盛り上がりが証明していると言える。 余談 かつて様々な名勝負を生んだ伝説のプレイヤー「ウメハラ」こと梅原大吾氏は本作で再始動し、BP全国一位として君臨するなど復活を遂げた。後に同氏をはじめ、本作を専門とした「プロゲーマー」が多数誕生することになった。 家庭用版の発売以降は、動画共有サイト・配信サイトの普及もあって、彼ら有名プレイヤーを後押しするような形でプレイヤー側から「GODSGARDEN」などの試合イベントが催された。 『スパIV』の時には、試合が配信された際に1万人を越えるほどの視聴者を呼び込んでおり、ゲームだけでなく上級者による対戦動画が一つのコンテンツとして成り立っている。 本作の製作はディンプスによる外注。 ディンプスは、かつて格闘ゲームでカプコンと双璧を成していたSNKに所属していたスタッフが集まって結成された会社である。そしてディンプスの社長である西山隆志氏は、カプコンで『ストリートファイター』を製作した後にSNKに移籍したという経歴を持つ。 逆にカプコン側のスタッフにおいて、過去にストリートファイターに携わっていたメンバーがほとんどいない。あきまんこと安田朗氏や船水紀孝氏も関わっていない。 本作の開発にはカプコン内部からも「時代遅れ」「『ストリートファイター』でできることは『ストIII 3rd』で全てやった」などの反発の声が非常に大きかったらしく、開発決定までには多くのハードルがあったという。 カプコンにはドット絵から3Dポリゴンへの変換期に一部の人間が格闘ゲームスタッフを冷遇していた過去がある(*18) 『ストIV』のキャラクター設定は、過去の初代・『ストII』『ストIII』『ZERO』シリーズの設定や、過去の没設定などをうまく混ぜ合わせた上で、さらに本作独自の新設定を加えたものとなっている。 結果としてシリーズの全作品の過去の設定とそれぞれに矛盾が起こっているが、これは過去の作品でも発生していたことであり、これまでのシリーズからすると最新作の設定が正式なものと捉えることもできる。 例えばそれまでは既に死亡していたと扱われていた剛拳が実は長期間気絶していて生きていたことになったり(*19)、過去作の設定からすれば既に学校を卒業しているはずのさくらが未だセーラー服で戦っていたり(*20)などがあるが、これらの詳しい理由についてはボカされている。 リュウの貧乏ネタはカプコン側が設定したものではなかったが、本作で金にうるさいバイソンから「貧乏人」呼ばわりされたり、ヴァイパーに「税金払ってるの?」と言われたりと半ば公式ネタになった。後のスト6にて「貧乏人ぽく暮らしている(いわゆるミニマリストな)だけで、実際には格闘大会の賞金が貯金されていて使い切れないレベルの資産持ち」とさらに設定が変更されている。 後に開発スタッフが、本作はお祭り的性格もあるため、物語の整合性は無視しているという旨の発言をしている。 公式サイトには開発者によるブログが掲載されており、記事に承認制でコメントを付けることが出来るのだが、対戦でのシステム面について意見すると全く承認されなかった。 カプコンのACリズムゲーム『crossbeats REV.』に本作アレンジ版のリュウのテーマが収録された。 さらにコラボイベントにて『ウルIV』のメインテーマ曲や、春麗のテーマも登場。 インディーズゲームとして国内でも配信されている対戦ゲーム『DIVEKICK』は、当初はスパIVAEにおけるユン・ヤンの(特に雷撃蹴の)性能の高さと対戦環境の支配を揶揄する目的で作られた作品である。 本作発売から2年後の2016年に家庭用機で『ストリートファイターV』が発売される。 既に戦いの場のメインはオンラインの時代となっており、アーケード版の稼働は3年遅れの2019年となった。 後の『ストV』が手放しで受け入れられなかったこともあり、稼働から6年後の2020年になっても『ストV』と並ぶ規模の『ウルIV』公式大会が開かれるなど、長く人気を保った。 アーケード版はNESiCAxLive及びNESiCAxLive2でも配信されているが、オンライン対戦及びアミューズメントICカードに関しては非対応となっている。 2011年にカプコン系のパチスロ販社エンターライズから『ストリートファイターIV』が発売され全国のホールに導入された。 2016年に同じくエンターライズから『スーパーストリートファイターⅣパチスロエディション』が発売され全国のホールに導入された。 パチンコは2014年に『CRスーパーストリートファイターⅣ CREDITION』がホール導入された。